海上保安庁では、皆様に安全にマリンレジャーを楽しんでもらうため、役立つ情報を各種発信して、これを有効活用していただくことにより、マリンレジャー事故の減少につながるよう取り組んでいます。 海上保安の仕事 「命を救う」 業務については、こちらをご覧ください。
ライフジャケットは、日本語名で 「救命胴衣」 と呼ばれるとおり、命を助けるためのものです。
確かに、磯釣りや磯遊びなどのレジャーを行う場合、ライフジャケットの着用義務はありません。 でも、ライフジャケット着用の有無で生死を分けるといった事例が沢山あることも事実。 私たち海上保安庁では、海中転落事故の救助活動を行うたびに 「ライフジャケットさえ着用してくれていたら・・・」 という悔しい思いが募ります。
大切な命を守るため、海上でのレジャーを楽しむ際は、ライフジャケットを常時着用しましょう。
普段お使いの携帯電話で結構です。 防水パックに入れて携行しましょう。 防水パックに入れたら防水電話に早変わり、パックに入れたまま操作や会話も可能です。
最近では、防水機能付きの携帯電話もありますが、海に落とせば沈んでしまいます。 防水パックは空気層があり、海に浮くので安心です。
118番は、海上保安庁専用の緊急電話番号。24時間休み無く対応しています。
海で事故にあったり、事故を知ったときは、迷わず全国共通・局番なしの118番に電話連絡してください。
海上保安庁では、海上での死亡事故減少のため 自己救命策確保キャンペーン を推進しています。
1 ひとつ ひごろの気象把握 気象の把握
2 ふたつ ふだんの携帯持って 携帯電話で118番
3 みっつ みんなで ひとりで行かぬ 単独行動の回避
4 よっつ 予期せぬ 高波注意 一発波、高波に注意
5 いつつ いつでもライジャケ着けて ライフジャケットの着用
全国で、スキューバダイビング中の事故が増加しています。
技量に応じた計画を立てて、健康や体調を管理し、気象や海象(潮流、潮汐)などの把握を行って、バディーと一緒に、安全なダイビングを楽しみましょう。
第五管区内では、全体の約4割がプレジャーボートによる海難となっています。
特にプレジャーボート等で海上花火大会観覧した後、帰港中の海難が多発しており、十分注意が必要です。
遊びで乗るプレジャーボートですが、海の上では船長としての責任があります。無理のない航海計画を立て、気象海象を把握、連絡体制の確保、体調を整えるなどの準備を行い、出航前には船体や機関の点検を行い、ライフジャケットなど所定の装備を確認したうえで、ルールやマナーを守って安全運航に努めましょう。
海上を疾走する水上オートバイは、自由な雰囲気がたっぷりです。
しかし、ライフジャケットの常時着用や飲酒運転の禁止など、数々の遵守事項があります。
もちろん、海技免状(操縦者免許)がないと操縦することはできませんし、検査に合格していない水上オートバイは動かすこともできません。また、遊泳者やダイバーの近くを航走することも禁止されていますし、漁業施設の近くを航走することは遠慮していただくなど、沢山のルールやマナーがあります。
これらをしっかりと覚えていただき、ルールやマナーを守って楽しいレジャーを行ってください。
無理のない航走計画を立てて、体調管理に努め、気象・海象を十分に把握して、家族やマリーナなどに行き先や航走計画等の情報を伝えて遠から出港しましょう。 また、携帯電話などの連絡手段を確保して、長期航海では定時連絡を欠かさないようにしましょう。 ルールとマナーを守って、ヨットを楽しみましょう。
気象や海象などの情報を把握して、体調管理を十分に行い、ルールとマナーを守って楽しみましょう。
気象や海象などの情報を把握して、体調管理を十分に行い、ルールとマナーを守って楽しみましょう。
ミニボートとは、免許や船舶検査が不要な船舶で、次のすべての要件を満たす船舶をいいます。
海のルールやマナーを守って、安全にレジャーを楽しんでください。
1 船の長さ3m未満
2 推進機関の出力が1.5kw未満(約2馬力)
3 直ちにプロペラの回転を停止することができる機構を有する船舶
その他のプロペラによる人の身体の障害を防止する構造を有する船舶
最終更新日:2017年4月 7日 16:57