ご存知のとおり、鳴門海峡は海峡の幅が狭く、潮流が複雑でかつ最大で10ノットを越える極めて潮流の強い日本有数の船舶交通の難所であります。
当庁では鳴門海峡を通航される船舶に対し、以下の場合には通峡を避けることが望ましい旨指導させていただいております。
- 潮流の最強前後
- 暗夜及び視界不良のとき
- 天候不良のとき
- 潮流と反対方向の風が吹くとき
- 地理不案内の船舶は上記にかかわらず通峡はさける
航海計画をされる際には、操船者の経験や乗船されるヨットの能力をご勘案いただき、もし、通峡にご不安があるようであれば、ご無理をなさらずに迂回されることをお勧めします。
また、明石海峡につきましても、船舶交通が輻輳し、かつ最大で7ノットを超える強潮流の狭水道でありますので、通峡される際は事前に潮流等の情報を入手のうえ、余裕をもった航海計画をご検討ください。
【潮流情報等入手先】
潮流情報
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN5/tyouryuu/tyouryu.html
大阪湾海上交通センター
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/osakawan/
【五管区ホームページ掲載情報】
海の情報 鳴門海峡を航行する
http://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/contents/information/naruto.html
鳴門海峡を航行する場合の注意事項
http://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/contents/information/narutokaikyo.html
海の情報 明石海峡を航行する
http://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/contents/information/akashi.html