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第五管区海上保安本部のウェブ版パンフレットです。

第五管区海上保安本部は滋賀、大阪、兵庫(日本海側を除く。)、奈良、和歌山、徳島及び高知各府県の区域並びにその沿岸水域を管轄し、海上における治安の維持、交通の安全確保、海難の救助等を実施しています。職員数 約1,100人、 所属船艇 47隻、所属航空機 5機

五管区 巡視船艇・航空機

巡視船せっつ(神戸海上保安部所属)、巡視船きい(和歌山海上保安部所属)、巡視船とさ(高知海上保安部所属)、巡視船みなべ(田辺海上保安部所属)、中型固定翼機はやぶさ(関西空港海上保安航空基地所属)、巡視船さんれい(高知海上保安部所属)、巡視船かつらぎ(大阪海上保安監部所属)、巡視艇みのお(堺海上保安署所属)、巡視艇わかづき(海南海上保安署所属)、中型回転翼機みみずく(関西空港海上保安航空基地所属)、巡視艇てるぎく(大阪海上保安監部所属)、灯台見回り船こううん(神戸海上保安部所属)、測量船うずしお(第五管区海上保安本部所属)、中型回転翼機しらさぎ(神戸海上保安部巡視船せっつ搭載機)

治安の確保

海上で行われる多様な犯罪行為の未然防止や取締りに努め、海の安全・安心に取り組んでいます。

警備事案対応訓練

貨物船船員へのわいせつDVD密売事件を摘発

生命を救う

海難発生時、強い使命感の下、迅速かつ的確な救助活動に全力を尽くし、また平時から自己救命策確保の必要性について周知・啓発活動を行っています。

荒天により座礁した船舶

座礁した船舶からの機動救難士による吊り上げ救助

青い海を守る

「ストップ!海洋汚染」をスローガンに、漁業・海事関係者及び一般市民を対象に啓発活動を行っています。

海上工事関係者に対する海上環境保全啓発

幼稚園児に対する海洋環境保全啓発

災害に備える

大規模な排出油事案や船舶火災等の事故災害、南海トラフ地震等の自然災害に的確に対応するため、平時から体制を整備しています。

濁流からの吊上げ救助

官民連携しての油防除訓練

巨大地震を想定した物資搬送訓練

津波シミュレーションマップ

海を知る

海洋に関する科学的調査を行い、海上交通の安全に不可欠な航海情報や津波防災の基礎資料となる津波シミュレーションマップなど、海に関する様々な情報の提供を行っています。

マルチビーム音響測深のイメージ

マルチビーム測深機による水深調査

水深データの解析(海底地形)

日本列島の位置を正確に知るための人工衛星を利用したレーザー測距観測

交通の安全を守る

航路標識の運用、安全情報の提供、海難防止啓発活動等を通じて船舶の円滑な航行を確保するとともに、船舶事故の減少に取り組んでいます。

明石海峡通航船舶への情報提供

航路警戒中の巡視艇

航路標識の管理

海難防止講習会

訪船指導

活躍する女性海上保安官

結婚、出産を経て2児の母、育児と仕事を両立しながら主に職員の福利厚生等の業務を担当するとともに、小学校の校外学習などにおいて、海上保安業務の啓発に活躍しています。

今は巡視艇乗組員として取締り業務や救難業務を行っていますが、最近では巡視船船長など女性保安官の活躍範囲は広がってきています。転勤を伴いますが、新しい出会いと地元以外の魅力を知ることができますよ。

海上保安学校を卒業後、大型巡視船で勤務しています。慣れないことが多く、船酔いに苦しみ、毎日勉強の日々ですが、指導してくださる先輩乗組員の方々のように立派な海上保安官になれるよう努力しています。

海上交通センターで勤務しています。航路を航行している通航船と無線で交信し、航路・海象・他船などの航行に関わる情報を提供し海難防止に取り組んでいます。

灯台等の航路標識は船舶にとって大切な海の道しるべであり、航路標識が消えれば夜間でも復旧に向かうこともあります。先輩職員から点検や整備について指導を受けつつ、海の安全を守っています。 

海上保安学校を卒業後、最初の巡視船で職員に美味しいご飯を食べてもらえるように、料理の腕を磨いています。早く立派な海上保安官になるために勉強の日々です。

管理業務1年目で、主に旅費や共済関係事務等を担当しています。当基地は、様々なイベントや業務見学があり、広報業務も求められています。機体や人物の活き活きとした写真撮影を行うことも大切な業務と思い、一生懸命行なっています。

3年間の他管区での勤務を経て、現在は観測所で勤務しています。全国を異動しながら幅広い分野の業務に携わることができます。

目指せ!海上保安官

海上保安官になるには、採用試験を受験し、海上保安大学校又は海上保安学校等へ入学する必要があります。

海上保安大学校(広島県呉市)

海上保安庁の幹部職員となる職員に対する初任教育機関 教育期間:本科4年間等  

・4年間の大学生活で初任幹部として必要な知識や技術の習得、資格取得を行います。

・本科を卒業すると「海上保安学士」の学位が授与されます。

・乗船実習で、日本一周や世界一周などを行い、巡視船の運航技術などを学びます。

【試験日程等】 受付期間:8月下旬頃 第1次試験:10月下旬頃 採用時期:翌年4月

海上保安学校(京都府舞鶴市)

一般海上保安官となる職員に対する初任教育機関 教育期間:1~2年間

・船舶運航システム課程、航空課程、情報システム課程(2年)、管制課程(2年)、海洋科学課程の各課程で海上保安業務の各分野におけるエキスパートを養成します。※10月入学は船舶運航システム課程のみ

・卒業後、選抜試験を経て、幹部候補生となることも可能です。

【試験日程等】 ( 4月入学)受付期間:7月下旬頃 第1次試験:9月下旬頃
          (10月入学)受付期間:4月初旬頃 第1次試験:5月中旬頃

 

海上保安学校門司分校(福岡県北九州市)

船舶、航空機や無線通信等の有資格者に対する初任教育機関 教育期間:6ヶ月間

・海上保安大学校・海上保安学校と同様に入学金、授業料は一切不要です。
 また、採用と同時に国家公務員となり、給与が支給されます。

【試験日程等】 職員の在職状況により募集しておりますので、その都度お問合せ下さい。

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