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スキューバダイビング事故激増

スキューバダイビング事故激増(ベテランダイバーも要注意!)



10月末までのスキューバダイビング事故発生状況
スキューバダイビングは、夏季だけに限らず冬季は海中の透明度が増すこともあり、周年行われるマリンレジャーですが、五管区では10月中に4人(死亡1人)の事故が立て続けに発生しており、10月末現在で既に15人(死亡・行方不明5人)と過去3年間の平均6人と比べ9人増の過去最多となっています。
<スキューバダイビング事故発生数の推移>


スキューバダイビング中の死亡事故
10月末現在の事故者15人の事故内訳は、溺水7人、病気1人、漂流4人、その他3人で、溺水7人のうち5人が死亡するなど、死亡事故についても過去3年の平均1人を大きく上回っています。
<今年の死亡事故概要>


より安全なダイビングの実施
ダイビング事故から身を守るためには、自己の体調や技量などの自己管理が大切で、以下のことに注意して行ってください。
・ダイビングショップ主催の体験ダイビングや技能認定講習、初心者対象のツアーに際しては、ショップやツアー会社等の受け入れ側と十分なブリーフィングを行い、不安を残さないこと。
・自らの健康状態を把握し、無理なダイビングを行わないこと。
・使用機材の取り扱いなど、スキルを身につけるための学習も重要です。
・10年以上の経験があるベテランダイバーも事故を起こしています。己の技量を過信せず、無理をしないことが肝心です。
<参考資料>






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