海上保安レポート 2024

はじめに


TOPICS 海上保安の1年


特集 海をかけるひと


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 生命を救う

2 治安の確保

3 領海・EEZを守る

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 海上交通の安全を守る

8 海をつなぐ


語句説明・索引


図表索引


資料編

TOPICS 海上保安の1年 > 08 G7広島サミットおよび関係閣僚会合への対応
TOPICS 海上保安の1年
08 G7広島サミットおよび関係閣僚会合への対応

令和5年5月に広島県においてG7広島サミットが開催され、またそれに併せて同年12月まで、全国各地で関係閣僚会合が開催されました。

特に、今回のサミットでは、会議場が海に囲まれた臨海部にあったことに加え、各国の首脳等が会議場と訪問先の宮島との間を海上移動することも計画されていたことから、海上保安庁においては、80隻を超える巡視船艇やヘリコプター、さらには無操縦者航空機「シーガーディアン」等を全国から集結させるとともに、全国から集めた職員約550名を動員し、万全の体制で海上警備・警護にあたりました。

G7広島サミット及び関係閣僚会合の各開催地を所管する各管区海上保安本部では、警察等関係機関との事前訓練等による連携強化はもちろんのこと、会議場等周辺海域に民間船の「航行自粛海域」や「事前通報対象海域」を設定するとともに、海上における不審者、特異な行動を行う船舶等の通報を海事・漁業関係者へ依頼するなど、地元の方々のご理解・ご協力を得ながら、官民一体となってテロ対策に取り組み、海上警備・警護を完遂することができました。

▶ 詳細は、「治安の確保」

配備に向かう海上保安官

配備に向かう海上保安官

全国から集結した巡視船艇

全国から集結した巡視船艇