航行する船舶の指標となる灯台は、船舶交通の安全と船舶の運航能率の増進を図ることで国民の生活や経済活動を支える重要な交通インフラです。一方、灯台の中には、歴史的・文化的な価値を有するものや、周辺の風景と調和して美しい景観を生み出しているものなどが多くあり、地方公共団体や観光協会などが中心となって、貴重な観光資源として地域活性化のために活用しています。
海上保安庁は地方公共団体などによる灯台の活用を支援しており、灯台の一般公開やライトアップ、企画展や講演会など様々なイベントが全国各地の灯台で行われるなど灯台の活用が進んでいます。
石狩灯台を積極的にPRしたとして、
「石狩灯台お兄さん」へ名誉灯台長の称号を授与しました。
灯台ワールドサミットが島根県出雲市で開催され、
出雲日御碕灯台では地元グルメや特産品の
販売や特設ステージコンサートなどが行われました。
伊勢志摩の菅島灯台及び安乗埼灯台が点灯から
150年を迎えたことを記念して、有識者による講演会や
海上保安庁音楽隊によるコンサートなどを開催しました。
「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱島の
大槌港灯台が点灯から70年を迎えることから、
地元町民文化祭の開催に合わせてライトアップを行いました。