四方を海に囲まれた我が国にとって、「海」は海上輸送の交通路であり、水産資源等を生み漁業等の活動の場となっているだけでなく、海を仕事場としない国民にとっても、マリンレジャーを楽しむ憩いの場として、昔から親しまれてきました。
一方、我が国にとって「海」は国境でもあり、治安を脅かすテロや密輸・密航、漁業秩序を乱そうとする密漁等、様々な犯罪行為が行われるおそれのある場にもなります。
海上保安庁では、海上で行われるこうした様々な犯罪行為の未然防止や取締りに努め、安全で安心な日本の海の実現を目指します。