我が国周辺海域の情勢を踏まえ、令和4年12月に決定された海上保安能力強化に関する方針に基づき、海上保安業務の遂行に必要な6つの能力(海上保安能力)を強化することとしています。(海上保安能力強化の詳細は、「海上保安能力強化に関する方針の決定」をご覧ください。)
令和5年12月22日には、「海上保安能力強化に関する関係閣僚会議」が開催され、日本の海の安全を守り抜くため、巡視船・航空機等の増強、関係機関との連携強化、新技術の活用などの取組を一層進めていくことが確認されました。
本方針に基づき、令和5年度には、関係機関との連携強化に関しては統制要領に基づく訓練や第3回世界海上保安機関長官級会合、新技術の活用に関しては無操縦者航空機3機による運用体制の確立等に取り組みました。今後も海上保安能力を一層強化し、警察機関として、法とルールの支配に基づく、平和で豊かな海を守り抜いていきます。
大型船の進水
外国海上保安機関との訓練