弾道ミサイル危険区域 |
平成28年2月7日、北朝鮮は「人工衛星」と称する弾道ミサイル1発を北朝鮮西岸から南に向けて発射しました。
この弾道ミサイルは、沖縄県先島諸島上空を通過し、部品の一部が黄海、東シナ海及び太平洋上に落下したものと推定されています。
海上保安庁では、北朝鮮の発射予告を受けた段階で、本庁、第七管区、第十管区及び第十一管区海上保安本部に対策本部を設置し、国際海事機関(IMO)からの航行安全情報をふまえ、危険区域についての航行警報等を発出して船舶に注意を促すとともに、巡視船艇・航空機の即応体制を確保しました。
また、弾道ミサイルの発射後は、直ちに航行警報等を発出し、船舶への情報提供を行うとともに、巡視船艇・航空機により、飛翔経路付近海域における航行船舶の安全確認を行いました。
北朝鮮は、その後も弾道ミサイルの発射などを繰り返しています。
海上保安庁では、今後ともこうした事態に適切に対応し、国民の安全・安心を守っていきます。