漂流中の木造船(石川県輪島市沖約5海里の海上) |
転覆状態で発見された木造船(福井県福井市沖約50海里の海上) |
平成27年は、朝鮮半島からのものと思われる木造船やその一部が我が国沿岸または沖合で45件確認されました。そのうち、10月から12月の間には、北海道から福井県までの日本海沿岸またその沖合で、8件の木造船から計27遺体を確認しました。
いずれの事案も船体の調査、遺体の検視等を行い、一部の木造船には船体にハングル文字が確認されたほか、船内においてハングル文字の記載のあるタバコ、救命胴衣等が発見されましたが、船籍や遺体の身元の特定には至っていません。