海上保安レポート 2024

はじめに


TOPICS 海上保安の1年


特集 海をかけるひと


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 生命を救う

2 治安の確保

3 領海・EEZを守る

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 海上交通の安全を守る

8 海をつなぐ


語句説明・索引


図表索引


資料編

7 海上交通の安全を守る > CHAPTER I. 海難の現況
7 海上交通の安全を守る
CHAPTER I. 海難の現況
令和5年の現況
船舶事故

令和5年の船舶事故隻数は1,798隻であり、船舶事故に伴う死者・行方不明者数は59人となっています。

船舶事故の特徴として、プレジャーボートによる事故が891隻と最も多く、全体の約5割を占め、海難種類別では、運航不能の事故が834隻と最も多く全体の約5割を占めています。

人身事故

令和5年の人身事故者数は2,378人であり、人身事故に伴う死者・行方不明者数は939人となっています。人身事故の特徴としてマリンレジャーに伴う海浜事故が762人と全体の約3割を占め、マリンレジャーに伴う海浜事故の活動内容別では遊泳中の事故が250人と最も多く、次いで、釣り中の事故が246人となっており、マリンレジャーに伴う海浜事故の約7割を占めています。

【海難定義】