海上保安レポート 2016

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 法治平安の海を護る


海上保安官の仕事


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る


語句説明・索引


図表索引


資料編

海上保安官の仕事 > Column vol.01 ママさん海上保安官2名、本庁課長補佐相当職に就任
海上保安官の仕事
Column Vol.01
ママさん海上保安官2名、本庁課長補佐相当職に就任
海上保安庁
左から、灘波補佐、蓮見調整官
左から、灘波補佐、蓮見調整官

平成28年4月、海上保安大学校卒業生の女性海上保安官2名が課長補佐相当職に就任しました。

政務課政策評価広報室課長補佐に就任した灘波陽子さんは、平成6年に海上保安大学校を卒業後、航空機のパイロットとなり業務経験を積んできました。母親となってからも、飛行長や管区本部救難課長として活躍してきました。女性パイロットの先駆者として自身が取材されることも多く、今後はそれらの経験を活かした海上保安庁の広報業務での活躍が期待されています。

一方、人事課人事企画調整官に就任した蓮見由絵さんは、平成8年に海上保安大学校を卒業後、巡視船や陸上勤務での業務経験を経て、育児休業後は、保安部交通課長や管区本部交通部安全課長等を務めました。今後はこれらの経験を活かし、「海上保安庁女性職員活躍・ワークライフバランス推進本部」事務局長として各種施策を推進する立場となります。

この他、平成28年4月の定期異動では、管区本部総務部厚生課長、海上保安試験研究センター企画調整官、PS型巡視船船長等にも女性海上保安官が登用されています。