船舶事故隻数
平成27年の船舶事故隻数は2,137隻であり、平成26年と比べ21隻減少しました。
これらの船舶事故を船舶種類別に見ると、プレジャーボートが935隻(44%)と最も多く、次いで漁船が600隻(28%)、貨物船が268隻(13%)となっています。さらに、事故種類別に見ると、衝突が620隻(29%)と最も多く、次いで機関故障が351隻(16%)、乗揚が263隻(12%)となっています。
また、死者・行方不明者を伴う船舶事故は37隻で、平成26年と比較すると12隻減少しました。
船舶事故隻数及び死者・行方不明者を伴う船舶事故隻数は平成13年から開始した統計手法では最少となっています。
船舶事故隻数、死者・行方不明者を伴う船舶事故隻数 及び船舶事故による死者・行方不明者数の推移 |
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船舶事故の原因別・海域別発生状況
発生原因としては、人為的要因によるものが1,583隻で全体の74%を占めており、このうち、見張り不十分が429隻(20%)と最も多く、次いで操船不適切が290隻(14%)、機関取扱が242隻(11%)となっています。
平成27年船舶事故の原因別発生状況 |