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海上保安官の仕事

スペシャリストとして活躍する

特殊救難隊

危険物積載船の火災消火、転覆船や沈没船内からの人命の救出、ヘリコプターからの降下・吊り上げ救助等、高度で専門的な知識技能を必要とする「特殊海難」に対応することを任務とするスペシャリストです。
羽田特殊救難基地(東京都)で24時間出動できる体制をとっています。

機動救難士

海難船舶の遭難者や海上で漂流する遭難者を 、ヘリコプターにより迅速に救助する専門チームです。ヘリコプターからの降下技術や潜水等の救助技術を有しており、さらには隊員の約半数は救急救命士の資格を有してい ます。

潜水士

船舶の転覆や沈没などの海難事故に遭遇した者の船舶からの救出や、漂流者の救助などを担当します。潜水士は、巡視船艇乗組員の中から選抜され、厳しい潜水訓練を受けた後、全国の潜水指定船で業務に当たっています。

機動防除隊

海上に排出された油、有害液体物質、危険物等の防除措置や海上火災の消火及び延焼の防止措置に関する指導、助言及び関係者間の調整を実施するほか、必要に応じて自らも防除措置等を行います。

国際捜査官

外国語(ロシア語、中国語、韓国語等)を駆使して外国人犯罪の捜査を行うスペシャリストです。通訳や翻訳を担当するだけではなく、自らが外国語による取調べや立入検査も行います。全国の海上保安官のうち、希望と適性によって、「語学研修」に選抜され、各外国語の研修を終了した者が、「国際捜査官」として、専攻した外国語に応じた勤務先で活躍することになります。

スタッフボイス

機動救難士

出身地:北海道上川郡
経 歴:海上保安学校卒業
志望動機:叔父が消防でレスキュー隊に所属しており、幼い頃からレスキュー隊に興味を持っていた。高校の進路指導室に置いてあった海上保安庁のレスキュー隊(特殊救難隊)のビデオを見て、海上保安庁のレスキュー隊のかっこよさに魅かれ、私もなりたいと思い志望した。
印象に残る仕事:荒天の中、座礁した船舶の乗組員全員を救助したこと。搭載艇を使用した危険と隣り合わせの救助でしたが、誰一人けが等することなく救助できた。
受験者へ一言:昨今の不況の中、公務員は安定した職業ですが、その中でも当庁は、他には体験できない貴重な経験を得ることができるだけでなく、本当にやりがいを持って仕事に臨めます。私たちと一緒に、日本の海の安全安心のために、みなさんの力を使ってみませんか?

機動救難士

出身地:北海道登別市
経 歴:海上保安学校卒業
志望動機:人の役に立つ仕事がしたいと思い、警備業務、救難業務どちらも出来る海上保安庁を志望しました。
印象に残る仕事:海難、警備事案と事件が続き、約1ヶ月休み無く働いたこと。
受験者へ一言:目標に向かって一丸となり、みんなで頑張れるそんな職場です。