勤務形態
海上保安学校門司分校〔福岡県北九州市〕において、約6ヶ月間の研修を受けた後、各試験区分に応じ、「 航海」、「機関」等の修了者は、巡視船艇の乗組員として配属され、「飛行」、「整備」の修了者は、各航空基地又は航空機搭載型巡視船等に航空機職員として配属されます。
また、「通信・技術」の修了者は、巡視船艇、航空基地又は海上保安部へ配属されます。
巡視船艇、航空基地では、船員又は航空機職員として船舶又は航空機の運航に従事するほか、海上保安官として治安の確保、海難救助、その他の業務に従事します。
海上保安部では、航路標識の保守、海難防止、航行安全指導等海上交通の安全確保に関する業務に従事します。
巡視船艇での勤務は、運航計画によるほか、海難救助等緊急時の出勤もあります。
なお、巡視船艇には居住施設が完備されており、交代で船舶の運航にあたります。勤務時間は8時間勤務となっており、乗船勤務中には給食があります。
海上保安部での勤務は、基本的に平日の午前8時30分から午後5時15分までの勤務ですが、航路標識の障害、大規模な海難、天候の不良等で緊急に出勤することもあります。