航空機から見た眼下に広がる流氷原に感動
・出身地は、札幌市です。
・海上保安学校海洋科学課程を卒業し、本庁海洋情報部勤務を経験後、現在は本部海洋情報部で勤務しています。
・大学で行われた海上保安庁の説明会で、海を調査した結果から海の地図である海図が出来るまでの話を聞いて海図作製に興味を持ち、この仕事がしたいと思いました。
・現在の仕事は、海水の流れや水温などの海の情報をとりまとめ、海洋速報を作成し情報提供しています。流氷の到来する冬季では、巡視船や航空機に搭乗して海氷の観測を行っています。
・印象に残った仕事は、初めての海氷観測で航空機に搭乗したとき、眼下に広がる広大な氷原を目にして感動したことと、海氷海難防止への情報提供の重要性について実感できたことです。
・今後も、航海者の船舶航行安全のための情報提供や海図の編集など様々な業務を経験し、海図の知識を豊富に持った一人前の海図編集者を目指していきたいです。
【受験者へのひと言】
私が所属している海洋情報部は、皆さんが考える「海上保安庁」のイメージとは異なり、海図作成や海洋調査等の仕事ができるので、海に関する仕事がしたい方にもおすすめです。