Column Vol.13
記録的大雨被害により秋田県内が断水!巡視船により給水支援!!
第二管区海上保安本部秋田海上保安部
記録的大雨被害により秋田県内が断水!巡視船により給水支援!!
第二管区海上保安本部秋田海上保安部
第二管区海上保安本部は、7月14日からの記録的な大雨による災害の発生に備え、八戸海上保安部所属巡視船「しもきた」を日本海側に配備させていたところ、断水被害が発生した秋田県からの要請に基づき、最も被害が集中し、病院施設など迅速な給水支援が必要な秋田県男鹿市へ巡視船「しもきた」を派遣し、秋田能代港を拠点に給水支援活動を行いました。
給水支援活動については、報道機関、自治体やX(旧twitter)の海上保安庁公式アカウント等を通じて情報提供を行った結果、7月16日から20日までの5日間で、男鹿市を中心に近隣地域で給水支援活動を行う自衛隊・自治体の給水車両延べ100台及び付近住民延べ196組に対し、合計約198トンの給水支援を行いました。
給水支援活動中には、地域の皆様から職員に対して感謝の言葉をいただくとともに、家族と一緒に来ていた小学生の女の子からは、
「毎日、お水を使うので、とても助かります。お水がなくてこまっていました」
「遠い青森からわざわざきてくれてありがとうございました」
「助けてもらったことは、忘れません」
とお礼の手紙をいただき、手紙を読んだ職員一同は、胸が熱くなるとともに「明日も頑張ろう!」と逆に励まされました。
今後も、激甚化・頻発化する自然災害が発生した際には自治体や関係機関と連携を密にし、地域の安心・安全の実現のために取り組んでいきます。
対応した職員の声
秋田海上保安部 巡視船でわ 通信士補
石井 遥
断水が発生した男鹿市での給水支援に従事し、微力ながらお役に立てたことで仕事のやりがいを実感しました。給水を受けた女の子からいただいた私達への手紙は、毎日の業務や訓練に取り組むうえで強い心の支えとなっています。