うみがめがゴミを誤食した実話をもとに、子供たちが自然と環境問題を学ぶことを目的として平成12年に海上保安官が作成した紙芝居「うみがめマリンの大冒険」は、大海原に冒険に出たマリンが、ごみを誤食しておぼれてしまい、海上保安庁の巡視艇に救助されるお話で、令和元年にはマイクロプラスチック汚染の場面を追加して、完全リニューアルし、今でも海上保安官が全国各地のイベントで読み聞かせをするなどして親しまれています。

この紙芝居の魅力を失うことなく、さらに活用の場を広げるため、（公財）海上保安協会神戸地方本部と第五管区海上保安本部が協力し、子供たちが手に取っていつでも読むことができる絵本として新たに発行しました。

絵本「うみがめマリンの大冒険」は、管内の小学校、図書館、保育ルームや歯科医院などに配布したほか、全国各地の海上保安部署から各所へも寄贈が進められ、さらに省エネ化されたフェリーのキッズコーナーなど、より海を身近に感じられるところにも絵本を常設しています。

今後も、子供たちが海洋環境の大切さをより身近に感じられるよう、こうした取組を続けていきます。

「うみがめマリンの大冒険」に興味があるかたは、二次元バーコードからお楽しみいただけます。

株式会社商船三井さんふらわあマリンガールが紹介する絵本

姫路ヤクルト販売株式会社保育ルームでの絵本の読み聞かせ

うみがめマリンの大冒険の絵本