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平成27年上半期 主な船舶事故事例



  

発生日時

平成27年5月17日(日) 午後0時15分頃

発生場所

兵庫県淡路市交流の翼港沖合い

事故船舶

プレジャーボートA(子ども含む12人乗組み)

プレジャーボートB(2人乗組み)

概 要

 速力約12ノットで航行していたAと、漂泊して釣りをしていたBが衝突した。

 Bの乗船者が、接近してくるAに気付いたが衝突直前であり、回避動作をとる間もなく、結果として両船は衝突した。双方にけが人はいなかった。

 日頃から見張りの励行について指導しているが、航行中であれ漂泊して釣行中であれ、しっかりと見張りをしていれば防止できる事故であった。



  

発生日時

 平成27年1月11日(日)

 午後0時30分頃

発生場所

 兵庫県神戸市深江大橋付近

事故船舶

 プレジャーボート(シーカヤック(1人乗組み)) 3隻      

概 要

 シーカヤックの練習中、風が強くなり帰港しようとしたところ、風浪の影響により1隻が浸水、救助に向かった2隻も転覆し回復できず、1人が低体温症で救急搬送された。当日は早朝から強風波浪注意報が発表されていた。

 気象・海象を事前に確認し、早期に練習中止の判断ができていれば防止できる事故であった。



  

発生日時

 平成27年4月25日(土)

 午後3時40分頃

発生場所

 大阪府泉南郡小島漁港沖合

事故船舶

 プレジャーボート(モーターボート(2人乗組み))

概 要

 小型のボートの上で乗船者2人が個々左右舷に立って用を足そうとしたところ、船が動揺、両人が同時に左舷側に寄ったことによりバランスが崩れ転覆した。2人はライフジャケットを着用しており、付近航行船舶に救助され無事であった。

 小さな船は、人の移動や横波によって転覆する可能性が高い。自船の特徴をしっかり把握し、安易に船上で立ちあがらなければ防止できる事故であった。幸い、乗船者はライフジャケットを着用しており無事であった。



  

発生日時

 平成27年6月13日(土)

 午前8時40分頃

発生場所

 徳島県鳴門市島田島南側浅瀬

事故船舶

 プレジャーボート(クルーザーボート(4人乗組み))

概 要

 鳴門市所在の内海から小鳴門海峡向け航行中、航行する海域の水深等を確認していなかったことから浅瀬に乗揚げた。負傷者はいなかった。

 海図等で航行する海域の事前調査を行っていれば防止できる事故であった。





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