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2010年7月アーカイブ

海の水はなぜ塩辛いのですか?

 海水には、塩素イオンやナトリウムイオンをはじめとして、天然にある92の元素の全てが溶け込んでおり、これが塩辛さの原因となっています。  普段口にしている塩は、塩化ナトリウムで出来ています。このことから考えても、海が塩辛いことがわかりますね。  でも、大昔、地球が誕生した約45億年前の海水は、塩辛いというより酸っぱかったようです。  誕生当時の地球は高温で、内部から吹き出した多量のガス中に水素、水蒸気、塩素が含まれていました。  そして、地球の温度が下がってくると、空中にさまよっていた水蒸気が冷やされて、雨となって地上に降りそそぎました。  再び地球の温度が上がってくると、今度は地下に浸透した…

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人工衛星レーザー測距観測

 和歌山県にある下里水路観測所では、レーザー光線を用いて人工衛星までの距離を計測しています。   このレーザー測距装置は、人工衛星に向けて発射したレーザー光が反射されて戻ってくるまでの時間を計測することで、人工衛星までの距離を測るもので、人工衛星までの距離を数cmの精度で測定する能力があります。  これにより日本列島の位置を正確に求めることが可能となり、地殻変動を把握することができたり、海図の精度を維持・向上することができるのです。  …

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