回転翼操縦士として研修を受けるためには、海上保安大学校学生採用試験、海上保安学校採用試験を受験、合格して、海上保安庁に採用される必要があります。 海上保安大学校または海上保安学校へ入学後は毎月の給与及び期末手当、勤勉手当(いわゆるボーナス)等が支給されます。
海上保安大学校へ入学した者は在学中に本人の希望と適性により航空要員に選抜されると、 固定翼(飛行機)要員として防衛省にて約2年間の研修を受けます。 海上保安学校航空課程卒業者は、本人の希望と適性により回転翼(ヘリコプター)要員と 固定翼(飛行機)要員に分かれて航空機の操縦に関する知識、技能を習得するため一定期間の研修を受けます。このうち固定翼要員の研修は北九州センターにて教育を受けることとなります。
宮城分校では回転翼操縦士の育成のための教育を行っており、卒業後は国家資格である事業用操縦士(陸上単発タービン)の資格を取得できます。その後各航空基地へ配属され、海上保安業務に携わります。