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卒業生の声

人事課

第一管区海上保安本部総務部人事課 給与係

 私は、海上保安学校を卒業し、浦河海上保安署巡視艇うらづきに配属された後、現職の第一管区海上保安本部総務部人事課給与係として勤務しております。給与係の業務としては、職員の勤務時間関係業務・諸手当支給業務・給与支給業務などを行っています。給与等の支給は職員生活の根源ですので重圧はありますが、それと比例するようにやりがいも感じています。

 配属された当初は、海上保安庁に給与係という業務があることさえ知らなかった素人で、各方面からの電話に対応するだけで精一杯でしたが、上司先輩方から助言をいただき、現在は、職員が業務に専念できるように問い合わせや依頼のされたことに対してスムーズな対応を心掛け、給与業務を通して海上保安業務最前線で勤務する職員の一助になっている手応えを感じています。

 また、昨年に私自身二児(双子)の父となり、給与係の業務と初めての育児との両立に不安がありましたが、妻の出産の付き添いや子の看護の際等に取得できる「家庭と仕事の両立を支援する様々な休暇制度」が整備されているおかげで、家族と大切な時間を過ごすことができています。さらに、これら休暇を取得しやすくするために、上司先輩後輩の方々が柔軟に対応してくださり、子育てを積極的に支援してくれる職場環境だと感じています。

 海上保安庁の業務は多岐にわたり苦労することもありますが、異動を重ねるたびに自身の可能性やスキルを発展させてくれるやりがいのある職業だと思います。皆さんの入庁をお待ちしております。


航海士補

名古屋海上保安部
衣浦海上保安署巡視艇きぬかぜ航海士補

 私は、平成31年3月に海上保安学校を卒業後、第四管区海上保安本部の名古屋海上保安部衣浦海上保安署所属の「巡視艇きぬかぜ」で航海士補として勤務しています。

 配属初日の夜に、船が乗揚げたという通報を受け、戸惑いながら事故現場へ向かったのを覚えています。いつどこで呼び出しがあるか分からず、すぐに出動しなければならない職業であることを痛感した出来事でした。

 今までで一番印象に残っていることは、プレジャーボートが燃えているという通報を受け、消火活動を行ったことです。この時は、プレジャーボートに乗っていた人は既に救助された後でしたが、海難事故対応の緊張感を経験し、日頃の訓練が大事だと再認識し、本番に備える重要性を考えさせられました。

 今は、日々職務に従事していく中で、刑事業務に興味を持ち、刑事業務知識、技術のスキルアップを目指し、日々努力して職務に取り組んでいます。海が好き!船が好き!そして、人のために働きたい!という人は是非、海上保安官を希望してください。お待ちしています!


航海士補

今治海上保安部巡視艇いよなみ 航海士補

 私は令和2年3月に海上保安学校卒業後、今治海上保安部巡視艇いよなみに配属となりました19歳男性です。

 私が本船に配属となり早3か月が経とうとしています。まだまだ分からないことだらけで他の乗組員の皆さんに迷惑をかけてばかりの毎日ですが、様々な業務、訓練に携わり、楽しく充実した日々を過ごしています。

 これまでにも、搭載艇を使用しての立入検査、プレジャーボートが座礁した際の救難対応、小銃訓練や救難訓練等、非常に濃い毎日を送っております。

 また、私は将来潜水士を目指しておりますので、航海科としての業務はもちろん、空いた時間を見つけて、日々の体力錬成にも精進しております。

  私は海上保安学校に入学する前は、海上保安官の業務といえば「海猿」のような海難救助ばかりだと思っていたのですがそれ以外にも海上交通の安全確保、自然災害への対応、密漁取締り等多数の業務があることを知りました。

 私の目指す潜水士以外にも皆様が目指したいと思える道が必ずあると思います。


人事課

第九管区海上保安本部 人事課第三人事係

 私は、平成28年9月に海上保安学校を卒業しました。卒業後、新潟海上保安部所属の巡視船えちごに配属され、1年半航海士補として勤務しました。その後、平成30年4月に佐渡海上保安署巡視艇ときくさに異動し、2年間航海士補として勤務し、現在は第九管区海上保安本部総務部人事課第三人事係として勤務しています。  

 初任の巡視船えちごでは、外国派遣や大和堆での領海警備等、長期間航行可能といった大型巡視船ならではの性能を活かした業務を経験し、海上保安庁の働くフィールドの広さを実感しました。

 2隻目の巡視艇ときくさでは、主に海事関係法令の取締りや犯罪捜査を経験しました。佐渡島は漁業が盛んである反面、一部の悪質な漁師による違法操業等が発生しており、取締りは夜遅くまで及ぶこともありましたが、ほかの善良な漁師を守るためやりがいをもって取り組むことができました。  現職の人事課では「採用試験関係」、「学生募集活動」、「人材育成」等が主な業務になります。これまで、大型船と小型艇に乗船し、半人前ながらも様々な業務を経験することができたので、次はこれらの経験を高校生や専門学生に発信し、当庁の魅力を知ってもらえるような活動をしていきたいと思っております。

 海上保安庁の業務は多岐にわたることからも、自分のやりたい仕事が必ず見つかると思います。ぜひ私たちと一緒に日本の海を守りましょう。


機関士補

石垣海上保安部巡視船みずき 機関士補

 私は平成29年3月に海上保安学校を卒業しました。 初任地は那覇海上保安部巡視船もとぶ、次に巡視船りゅうきゅうで勤務し、平成31年3月から石垣海上保安部巡視船みずきにて勤務しています。 最初の2隻では主に尖閣諸島周辺海域での領海警備等を行いましたが、現在は業務内容が変わり、地域に密着した海上犯罪の取締りや海難事故など緊急・迅速が求められる業務に携わっていて、陸上で対応にあたることも多く、これらの業務対応や様々な訓練・研修を通じて、海上保安官としてのスキルアップに日々励んでいます。 海上保安庁は海上における治安維持や人命救助、海上犯罪の取締りだけではなく、多種多様な業務を経験できる特徴があり、自身の能力向上や視野が広がることで心身共に成長できる場がたくさんあります。 様々な職種が多い分、勉強の毎日できついこともありますが、仲間と一致団結して一つ一つ物事を成し遂げることでやりがいや達成感がある仕事です。 皆さんと現場でお会いし、切磋琢磨できるように私も日々精進していきます。


海上保安学校

事務部総務課

〒625-8503 京都府舞鶴市字長浜2001
TEL0773-62-3520(内線203、204)

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