海上保安官は、 厳しい海上環境の中で、警備救難業務をはじめとする海上保安業務等を実施するためには、強い精神力と強靭な体力、臨機応変な行動能力が必要です。したがって、入校後は体育、訓練の課業とクラブ活動を通じて体力練成を行います。
海上保安官としての職責と規律を自覚させ、職員としての素養を育成します。
また、体力検定、水泳検定が行われ各級位を取得することを目指します。
警備救難業務に従事する海上保安官として必要な技能訓練により心身を練成し、不撓不屈の精神と品性を陶冶します。
また、行軍訓練、遠泳訓練、早朝訓練等の訓練行事があります。
海上保安業務に必要な小型船舶の運航についての知識及び技能を学び、一級小型船舶操縦士の免許を取得します。
海上保安官として必要な基本法令(刑法、刑事訴訟法、海事関係法令など)の修得とともに、犯罪捜査や犯罪鑑識(指紋、写真、科学など)の実習を行います。また、海難救助に必要な知識の修得とともに、救難(空気呼吸器、近距離もやい銃の取扱いなど)や防災(消火)の実習を行います。