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汚染発生状況

 第五管区海上保安本部では、巡視船艇・航空機により油の排出や廃棄物の不法
投棄などによる海洋汚染の監視取締りを行っています。

 また、流出事故の原因者や一般市民の方々からの海洋汚染に関する「118番通
報」などを受け、汚染の拡大防止に必要な措置を実施し、原因者に対しては、排出
された油の回収や廃棄物の撤去を命じるなどにより、海洋汚染の被害拡大防止を
図っています。

 平成29年における第五管区海上保安本部管内の顕著な海洋汚染発生件数は
26件で、その内訳は次のとおりです。


1 排出源別による発生確認件数の内訳
 発生確認件数26件の排出源別による内訳は、船舶からの排出が16件、陸上から
の排出が3件、赤潮が1件、排出源不明が5件となっています。

排出源別の発生状況




2 船舶を排出源とする発生確認件数の内訳
  船舶を排出源とする発生原因の内訳は、故意が4件、過失が6件、破損(不可抗
力)が6件となっています。

排出源が船舶からの内訳


船舶からの排出原因前年対比


3 汚染物質別による発生確認件数の内訳
 発生確認件数26件の汚染物質別による内訳は、油類による汚染が21件、有害液
体物質が3件、廃棄物が1件、赤潮が1件となっています。
汚染物質別発生状況


汚染物質別の推移


4 海域別による発生確認件数の内訳
 発生確認件数26件の海域別による内訳は、大阪湾が14件、瀬戸内海東部(播磨
灘及び紀伊水道)が9件、本州四国南岸が3件となっています。









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