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平成27年夏季 マリンレジャーに伴う主な船舶事故

更新:2015年11月11日 14:28


  

発生日時

平成27年8月9日(日) 午後0時30分頃

発生場所

和歌山県海南市大崎白木浜沖

事故船舶

プレジャーボート(水上オートバイ) 2人乗組み

プレジャーボート(モーターボート) 8人乗組み

概 要

水上オートバイとモーターボートがともに遊走中、先航していたモーターボートが右旋回した際に後方を航走していた水上オートバイが衝突した。

衝突の衝撃により水上オートバイの船長が海面に投げ出され鎖骨骨折等の負傷を負い、両船体とも損傷を生じた。



  

発生日時

平成27年8月9日(日) 午後0時30分頃

発生場所

和歌山県海南市大崎白木浜沖

事故船舶

プレジャーボート(水上オートバイ) 2人乗組み

プレジャーボート(モーターボート) 8人乗組み

概 要

水上オートバイとモーターボートがともに遊走中、先航していたモーターボートが右旋回した際に後方を航走していた水上オートバイが衝突した。

衝突の衝撃により水上オートバイの船長が海面に投げ出され鎖骨骨折等の負傷を負い、両船体とも損傷を生じた。



 

発生日時

平成27年25日( 午後時3分頃

発生場所

兵庫県西宮市 西宮防波堤

事故船舶

プレジャーボート(クルーザーボート) 9人乗組み      

概 要

芦屋サマーカーニバルの花火を海から観覧していたクルーザーボートが出港地の岸和田方面に向けて帰っていたところ、針路上の沖防波堤に全く気が付かず衝突した。

衝突の衝撃により乗船者9人全員が負傷(胸椎骨折、脳挫傷等)、その後船体は沈没した。



E

平成27年夏季 マリンレジャーに伴う主な人身事故

更新:2015年11月11日 15:07


 

発生日時

平成27年8月29日(日)午後

発生場所

大阪府泉南市岡田浦

事故者

大阪府在住 女性20歳代

概要

事故者は短パン・Tシャツの軽装で水上オートバイの最後部に乗船、自転車並みのスピードで徐行して航行中、バランスを崩して海中転落したときに水上オートバイの噴流に巻込まれた。

しばらくして下腹部から出血しているのに気付き医療機関で受診し、内臓損傷が判明した。

水上オートバイの性能は時速80キロ以上の速度で航行することができ、エンジンは100馬力から300馬力を超える出力があり、共通していることは強力な噴流を推進力としており、巻込まれると人体の弱点である開口部から水流が体内に侵入し、内蔵損傷などの損傷が生じる恐れがあるので、身体を保護できるウエットスーツボトムやシューズ、手袋、ゴーグルなどを着用するよう奨励されている。


 

発生日時

平成27年7月20日(月)午前11時ころ

発生場所

兵庫県南あわじ市慶野松原海水浴場

 (遊泳場、遊泳時間内)

事故者

愛知県在住 男性30歳代

概要

事故者は、勤務先同僚約30人でバーベキューや遊泳に興じていたが、事故者が見当たらないので通報し、海保潜水士、消防、警察、地元漁船で捜索した、沖合いの遊泳区域を示すブイ付近の海底で発見された。

事故者は単独行動で遊泳していたため詳しい状況は不明であるが、飲酒した上で入水し、遊泳をしていた。



 

発生日時

平成27年7月19日(日)午後1時ころ

発生場所

徳島市大神子海岸(遊泳禁止海岸)

事故者

徳島市在住 女性40歳代   

概要

事故者は、知人と海岸で飲酒しながらバーベキューに興じていたが、遊泳禁止なので海で泳がないように知人から注意されていたにもかかわらず、酩酊状態で海に入り、気づいたときにはうつ伏せで浮いた状態で発見・救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

事故者は、酩酊状態で遊泳が禁止されている場所での遊泳であった。



E

平成27年上半期 主な船舶事故事例

更新:2015年8月26日 14:10



  

発生日時

平成27年5月17日(日) 午後0時15分頃

発生場所

兵庫県淡路市交流の翼港沖合い

事故船舶

プレジャーボートA(子ども含む12人乗組み)

プレジャーボートB(2人乗組み)

概 要

 速力約12ノットで航行していたAと、漂泊して釣りをしていたBが衝突した。

 Bの乗船者が、接近してくるAに気付いたが衝突直前であり、回避動作をとる間もなく、結果として両船は衝突した。双方にけが人はいなかった。

 日頃から見張りの励行について指導しているが、航行中であれ漂泊して釣行中であれ、しっかりと見張りをしていれば防止できる事故であった。



  

発生日時

 平成27年1月11日(日)

 午後0時30分頃

発生場所

 兵庫県神戸市深江大橋付近

事故船舶

 プレジャーボート(シーカヤック(1人乗組み)) 3隻      

概 要

 シーカヤックの練習中、風が強くなり帰港しようとしたところ、風浪の影響により1隻が浸水、救助に向かった2隻も転覆し回復できず、1人が低体温症で救急搬送された。当日は早朝から強風波浪注意報が発表されていた。

 気象・海象を事前に確認し、早期に練習中止の判断ができていれば防止できる事故であった。



  

発生日時

 平成27年4月25日(土)

 午後3時40分頃

発生場所

 大阪府泉南郡小島漁港沖合

事故船舶

 プレジャーボート(モーターボート(2人乗組み))

概 要

 小型のボートの上で乗船者2人が個々左右舷に立って用を足そうとしたところ、船が動揺、両人が同時に左舷側に寄ったことによりバランスが崩れ転覆した。2人はライフジャケットを着用しており、付近航行船舶に救助され無事であった。

 小さな船は、人の移動や横波によって転覆する可能性が高い。自船の特徴をしっかり把握し、安易に船上で立ちあがらなければ防止できる事故であった。幸い、乗船者はライフジャケットを着用しており無事であった。



  

発生日時

 平成27年6月13日(土)

 午前8時40分頃

発生場所

 徳島県鳴門市島田島南側浅瀬

事故船舶

 プレジャーボート(クルーザーボート(4人乗組み))

概 要

 鳴門市所在の内海から小鳴門海峡向け航行中、航行する海域の水深等を確認していなかったことから浅瀬に乗揚げた。負傷者はいなかった。

 海図等で航行する海域の事前調査を行っていれば防止できる事故であった。




E

平成27年上半期 主な人身事故事例

更新:2015年8月26日 14:19


 

発生日時

平成27年3月2日午後0時ころ

発生場所

神戸市灘区摩耶埠頭沖

  第五防波堤(沖一文字)

事故者

兵庫県在住 男性67歳

     (ライフジャケット着用)

概要

事故者は、渡船で沖の防波堤(沖一文字)に渡り、防波堤に係留されている台船上を移動しながら単独で釣りをしていた。台船から防波堤に戻ろうとし、足を滑らせ防波堤と台船との間の海中に転落し、転落後、防波堤と台船との間から出たところで助けを求め、これに気付いた釣り人が渡船業者に連絡し、救助された

  (ライフジャケット着用・生存救助事例)



 

発生日時

平成27年4月19日午前6時ころ

発生場所

神戸市灘区摩耶埠頭沖

  神戸港第一防波堤(沖一文字)

事故者

兵庫県在住 男性56歳

     (ライフジャケット未着用)

概要

事故者は、渡船で神戸港第一防波堤(沖一文字)に渡り、単独で防波堤釣りをしていたが、何らかの理由で海中転落し、浮いているところを他の釣り客が発見した。

事故者は単独行動の釣りであったため、海中転落したときの詳しい状況は不明である。

  (ライフジャケット未着用・死亡事故)



 

発生日時

平成27年2月12日ころ(推定)

発生場所

神戸市兵庫区兵庫第二突堤

事故者

兵庫県在住 男性66歳

     (ライフジャケット未着用)

概要

 11日から釣りに行くと自宅を出て、行方不明となっている男性の放置車両を警察官が発見し、付近に釣竿が残されていたので、潜水士により付近海域を捜索したところ、海底に事故者を発見し揚収した。

 事故者は、行先や帰宅時間を家族に告げず外出しており、事故者が帰宅しないと家族から警察に申告があったが、場所がわからなかったため、事故の認知に時間を要した。 

  (ライフジャケット未着用・死亡事故)



 

発生日時

平成27年4月4日(土)午前8時ころ

発生場所

和歌山県串本町紀伊大島須江崎(磯場)

事故者

愛知県在住 男性29歳

    (ライフジャケット着用)

概要

事故者は、単独で磯釣り中、海面近くで釣ろうと移動したときに、大波で足をすくわれて海中に転落した。

須江崎の先端で釣りをしている人がいたのに、先端に着くと居ないのを不審に思った通報者が沖合いを見ると、釣竿を持ち救助を求めている事故者を見つけ118番通報。事故者はライフジャケットを着用しており、浮いて救助を待ち、転落から1時間半後に巡視艇に救助された。

   (ライフジャケット着用・生存救助事例)



 

発生日時

平成27年6月29日(土)午後7時ころ

発生場所

兵庫県明石市江井ケ島漁港

事故者

神戸市在住 男性23歳、24歳の2人

    (共にライフジャケット未着用)

概要

事故者は、防波堤先端の消波ブロックを伝い、沖にある防波堤(一文字)に渡り釣りをしていたが、帰ろうとしたところ、満潮のため消波ブロックが海没し、帰還不能となったもの。

救助協力の要請を受けた漁船が救助した。

事故者は午後3時半頃、消波ブロックを伝い渡ったが、干満に対する知識や認識が薄く、事前に天気や潮の干満などを調べることなく釣りに行くことを企画し興じていた。

また気軽に行けるので、ライフジャケットも着用していなかった。



E