平成27年10月10日、特殊救難隊発足40周年・機動防除隊発足20周年を記念して、横浜海上防災基地で「海上保安フェスタ2015in横浜」を開催しました。本フェスタでは、巡視船「いず」の体験航海及び横浜海上防災基地の一般公開を行いました。

巡視船いずの体験航海は、午前と午後の2回、約2時間のコースで実施し、海上保安友の会会員をはじめ多数の応募者の中から抽選で選ばれご乗船された方々には、洋上での吊上げ救助訓練、テロ容疑船捕捉訓練等をご覧いただき、普段目にすることのない迫力のある訓練に多くの歓声をいただきました。

横浜海上防災基地の一般公開においては、横浜海上保安部による各施設の開放をはじめ、機動防除隊による「油防除実験」に「資機材展示」、特殊救難隊による「救難展示訓練」、海上保安庁音楽隊による「ランチタイムコンサート」での生演奏に加え、臨場感あふれる50点の写真を展示した「海上保安庁写真展」、屋外ブースにおける「ミニ制服試着コーナー」や「体験型！ストラップ作成コーナー」など様々な催しを行いました。

機動防除隊の「油防除実験」ブースでは、海上での油流出に見立てた食用ラー油に子供たちも興味津々、防護服・防護マスクの装着体験も大人気でした。

特殊救難隊の「救難展示訓練」も、整理券配布1時間前から列ができるほどの人気ぶりで、3回の実施予定を4回に増やし、より多くの方に見ていただくことができました。

当日の来場者は、巡視船いずの体験航海乗船者約1,400名をあわせて5,400名となるほど大盛況のイベントとなり、多くの方々に幅広い当庁業務を知っていただくことができました。

海保フェスタ(1)

海保フェスタ(2)