海上保安庁では、巡視船艇・航空機等による監視や緊急通報用電話番号「118番」への通報をもとにした調査・取締り、測量船による調査等から、海洋汚染の発生状況等の把握に努めています。平成27年に海上保安庁が確認した海洋汚染の件数は392件で、前年と比べ12件増加しました。
近年の海洋汚染の確認件数を種類別に見ると、油による汚染の件数が最も多く、次いで廃棄物による汚染の件数が多い傾向となっています。また、汚染原因別に見ると、油による汚染の原因は、取扱不注意等による人為的ミスが多く、油以外のものによる汚染の原因は、故意によるものが多くなっています。
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