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紋別海上保安部の紹介

○警備救難課


1 警備業務
(1)海上犯罪の取締り
 イ 密航・銃器・薬物等の取締り
   紋別海上保安部においては、近年外国船の入港が急増している状況から密航・銃器・薬物等の事犯を水際で
  阻止するため、関係機関との協力により船舶に対しての立入検査等、厳重な取り締まりを実施しています。
 ロ 密漁取締り
   紋別沿岸では、違法に魚介類を採取する密漁があとをたたないことから、密漁防止の啓蒙を行うとともに、
  取締りを強化しています。
 ハ 海上環境事犯取締リ
   紋別管内には、多数の臨海特定事業場等の工場があるとともに、ロシア船舶等外航船舶が多数出入港し、更に
  港湾工事が活発化していることから、これら工場・船舶等からの汚水・油等による海洋の汚染を防止するため、
  指導・啓発に努めるとともに取締りを強化しています。
(2)領海警備
   紋別沖合海域は、ロシアが主張する経済水域と接していることから、漁業関係者に対し安全操業を図るべく
  指導し、我が国漁船の拿捕防止に努めるとともに、我が国の領海に侵入する外国不審船舶に対する監視・取締り
  等を強化しています。

外国船舶への立入検査

紋別港に入港した外国船舶に対して、立入検査等を実施するほか、厳重な取締りを実施しています。


2 救難業務
(1)海難救助
   船舶の海難及び海上における人身事故等に対応するため、24時間体制で救助に備えるとともに、事故の際に
  は、ただちに出動し、巡視船・航空機を活用して人命の救助・船舶等の救助にあたります。
(2)海上防災
   ロシアのサハリンプロジェクトが進められる中で、オホーツク海においてもタンカー等の海上輸送が増加し、
  事故等による排出油災害の蓋然性が高まっており、油が排出された際はオホーツク海の沿岸に漂着することが予
  想されるため、高粘度油回収装置等の防災機材を保有し、海上災害に備えています。
(3)訓練
   オホーツク海において大量の油流出事故が発生した場合に備え、定期的に紋別港付近にて、国、自治体、紋別
  地区沿岸排出油等防除協議会等の油防除関係機関の連携強化を図るため、船艇・航空機等を動員した大規模流出
  油事故対策訓練を実施しています。

救難所への救難技術の指導

海難救助ボランティア団体である「救難所」に対し、救難技術の指導を行うなど、民間団体との協力を推進しています。

大規模流出油事故対策訓練の実施

オホーツク海において大量の油流出事故が発生した場合に備え、船艇・航空機等を動員した大規模流出油事故対策訓練を実施しています。

バナースペース


紋別海上保安部

〒094-0011
北海道紋別市港町5丁目3番10号

TEL 0158-23-0118