第五管区海上保安本部 ニュース

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航路標識保守時における海中転落対応訓練の実施

田辺海上保安部交通課では、平成24年5月31日、同課が行う航路標識点検時に誤って海中転落したとの想定で、訓練を実施するとともに、縄梯子の有効性などを検証しました。訓練は、目を閉じた転落者役が肩を押され、岸壁から海へ落下する不意の落水体験、作業服を着たまま泳ぐ着衣泳、ロ-プやシ-ト、縄梯子を利用した各種救助方法を実践しました。特に、縄梯子は船上に補助者がいなくても、落水者が一人で船上に上がることができ、簡単でかさばらないことと相まって、極めて有効な自救道具と認識しました。縄梯子は既に他管区で広く普及していますが、今回、使用したものは当部においてステップにワイヤ-入りホ-スを取り付け補強する独自の…

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最終更新日 » 2012年6月19日 13:31


関係機関に対する業務協力の実施

田辺海上保安部所属巡視船みなべは、平成24年5月31日、新宮港コアメンバ-でもある新宮警察署長、和歌山県東牟婁郡振興局長等県職員12名に対し、新宮港から太地沖まで洋上視察の業務協力を行いました。両機関は、田辺海上保安部、串本海上保安署と日頃から新宮港湾危機管理及び太地町鯨類追込網漁対応等に関し、連携を図っており、海上から見た新宮港の現状や太地漁港沿岸の状況を把握してもらい、今後、相互に情報を共有し、業務に活かすことを目的に実施したものです。乗船者一行は出港当初、慣れない船の動揺に苦しい表情も覗えましたが、海上から沿岸部を見ることにより、日頃とは違う視点からの状況把握に努めていました。この視察を…

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最終更新日 » 2012年6月19日 13:08


もうひとつの天体ショ-

日本中が世紀の天体ショ-に沸いた5月でしたが、大阪湾海上交通センタ-では、6月を目前にしたある朝、太陽があやなす、もうひとつの天体ショ-を目撃しました。レ-ダ-塔(写真右下)に架かる「日暈(ひがさ)」です。「日暈」とは、太陽光線が雲にある氷の結晶に入射し、結晶がプリズムのはたらきをした時に輪のように輝く現象で、氷の結晶がきれいな六角柱となる巻層雲、巻積雲、巻雲が広がったときに見られます。一日のはじまり。巡視船艇の乗組員であれば、命を預ける我が船のマストを見上げて「さて、今日も行くか!」と気合をいれるところですが、当センタ-の職員は、山上にあるレ-ダ-塔を見上げながら同じことを思います。そんなレ…

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最終更新日 » 2012年6月15日 16:49



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