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もうひとつの天体ショー

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日本中が世紀の天体ショーに沸いた5月でしたが、大阪湾海上交通センターでは、6月を目前にしたある朝、太陽があやなす、もうひとつの天体ショーを目撃しました。
レーダー塔(写真右下)に架かる「日暈(ひがさ)」です。
「日暈」とは、太陽光線が雲にある氷の結晶に入射し、結晶がプリズムのはたらきをした時に輪のように輝く現象で、氷の結晶がきれいな六角柱となる巻層雲、巻積雲、巻雲が広がったときに見られます。
一日のはじまり。巡視船艇の乗組員であれば、命を預ける我が船のマストを見上げて「さて、今日も行くか!」と気合をいれるところですが、当センターの職員は、山上にあるレーダー塔を見上げながら同じことを思います。
そんなレーダー塔にかかった日暈は、当センター職員だからこそみることのできた光景といえるでしょう。日暈は、またの名を「白虹」といい、俳句の世界では夏の季語となっています。
海での活動が盛んになる夏。海での活動に携わる人々の”日暈(安全?楽しい思い出?)のきざし”であってほしいものです。





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