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航路標識保守時における海中転落対応訓練の実施

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田辺海上保安部交通課では、平成24年5月31日、同課が行う航路標識点検時に誤って海中転落したとの想定で、訓練を実施するとともに、縄梯子の有効性などを検証しました。
訓練は、目を閉じた転落者役が肩を押され、岸壁から海へ落下する不意の落水体験、作業服を着たまま泳ぐ着衣泳、ロープやシート、縄梯子を利用した各種救助方法を実践しました。特に、縄梯子は船上に補助者がいなくても、落水者が一人で船上に上がることができ、簡単でかさばらないことと相まって、極めて有効な自救道具と認識しました。縄梯子は既に他管区で広く普及していますが、今回、使用したものは当部においてステップにワイヤー入りホースを取り付け補強する独自の改良を加えています。
ちなみに、縄梯子を用いずに船上にあがることを試みましたが、極めて難しく、全員が這い上がることができませんでした。今回の訓練模様は動画として保存しており、今後の海難防止啓発活動に活用すべく管内での普及を図っていく方針です。





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