海上保安庁では、マリンレジャー愛好者に対して、「ライフジャケットの着用」、「携帯電話の携行(防水パック使用)」及び「118番の有効活用」の3つを基本とする 自己救命策確保を推進しています。
特に、ライフジャケットの着用については、着用者と未着用者の生存率を比較すると、着用していた人の生存率が明らかに高いという結果がでており、その有 効性は言うまでもありません。しかしながら、当庁の調査によると、着用率は漁船5%、プレジャーボート等25%とまだまだ低い状況にあります。このキャンペー ンでは、マリンレジャー愛好者の皆さん一人一人が、大切な命を守るために、なにが必要かを考え、自分の命は自分で守ると言う意識を持っていただくことを呼びかけています。
また、平成15年に「船舶職員及び小型船舶操縦士法」が施行され、1人乗りの漁船、水上オートバイ乗船時等には救命胴衣の着用が原則義務付けされました。