船は、色々な国に行き来しますが、かつては国によって海上の標識に色々な方式があり航海者に混乱を与えていました。
そこで、国際的に海上標識の方式(浮標式(ふひょうしき)と言います。)を統一するための努力が19世紀末から重ねられましたが、なかなか成功しませんでした。しかし、国際航路標識協会(IALA:International Association of Lighthouse Authorities)が、この仕事を引き継ぎ1980年(昭和55年)に、東京で開催した浮標式特別会議で「IALA海上浮標式」が採択され、主な国がこの統一された浮標式が採用されています。
地域名 | 標識の種類 | 塗色 |
灯色 (光の色) |
主な適用国 | ||
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トップ マーク |
標体 | |||||
A | 側面標識 | 左げん標識 | 赤 | 赤 | 赤 | ノルウェー・ロシア・ドイツ・フランス・イギリス・スペイン・南アフリカ・サウジアラビア・インド・インドネシア・オーストラリア |
右げん標識 | 緑 | 緑 | 緑 | |||
B | 左げん標識 | 緑 | 緑 | 緑 | カナダ・アメリカ・メキシコ・キューバ・ペルー・ブラジル・アルゼンチン・チリ・日本・韓国・フィリピン | |
右げん標識 | 赤 | 赤 | 赤 |