浮標式:方位標識

しめされた方位にある可航水域、逆方向にある危険等をしめしている標識

方位標識には、次図のとおり北方位標識、東方位標識、南方位標識、西方位標識の4つの種類があります。 方位標識は、例えば北方位標識の場合にはその標識の北方に可航水域又は航路の出入り口・屈曲点・分岐点・合流点があることを示し、その南方に岩礁・浅瀬・沈船があることを示します。

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方位標識の塗色、トップマーク、灯質(光り方)の覚え方

方位塗色トップマーク灯質(光り方)閃光数、時計の文字板を連想
北 (N) 連続急閃光
連続急閃光の図
12
東 (E) 群急閃光
(毎10秒に3急閃光)
群急閃光の図
3
南 (S) 群急閃光
(毎15秒に6急閃光と1長閃光)
群急閃光の図
6
西 (W) 群急閃光
(毎15秒に9急閃光)
群急閃光の図
9
  1. 標体の塗色「黒一本帯が上部」=「北方位標識」、「黒一本帯が下部」=「南方位標識」、「黒二本帯」=「東方位標識」、「黄二本帯」=「西方位標識」と覚えて下さい。
  2. トップマーク「頂点いずれも上向き」=「北方位標識」、「頂点いずれも下向き」=「南方位標識」、「頂点上向き・下向き」=「東方位標識」(Elevator(エレエーター)の上下ボタンを連想)、「頂点下向き・上向き」=「西方位標識」(Wine-glass(ワイングラス)を連想)。
  3. 灯質の閃光の数は、標識の性質に応じた時計の文字板(時刻)を連想し、その時刻の数と同じです。
  4. 南方位標識は、東方位標識(3急閃光)又は西方位標識(9急閃光)と間違えないように、6急閃光のあと2秒の1長閃光がつきます。
ヨセマル灯浮標 角石灯標 瀬木寄瀬東方灯標 羽島灯標

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