
第8代那覇海上保安部長
税 所 百 年
<令和7年秋季挨拶へ>
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那覇海上保安部のHPにアクセスして頂きありがとうございます。 皆様におかれましては、常日頃から海上保安業務へのご理解とご支援を頂き、誠に有り難うございます。これからも、このホームページを通じて、海に関する様々な情報を発信し、皆様のお役に立てればと考えております。
この度、4月1日付で那覇海上保安部長として着任しました税所(さいしょ)です。宜しくお願いいたします。昭和100年、沖縄戦終結から80年の節目の年、世界ではじめて「海」をテーマにした国際博覧会となった沖縄国際海洋博覧会から50年、21世紀を目前に開催された九州・沖縄サミットから25年という節目に、琉球弧の中心で、美ら海、美しいサンゴ礁など優れた自然環境に恵まれ、万国津梁、周辺諸国との交易・交流を通じて育まれた豊かな文化を持つ沖縄で勤務出来ることを光栄に感じております。
前職は、第十一管区海上保安本部で海洋情報と交通を担当する次長として、沖縄県全域の海図作成や船舶航行の安全及び海難事故の未然防止などに関わる仕事をしておりました。
那覇海上保安部は、沖縄島の西岸から沖縄諸島のうち沖縄島西方に所在する島々を含めた広大な海域を担当しており、九州と先島諸島を繋ぐ重要な海域となっております。沖縄島西岸は、沖縄の海の玄関口である那覇港、空の玄関口である那覇空港を有し、人流・物流の中核で様々なネットワークの重要な結節点となっております。サンセットビーチを有する親水エリアが多くあり、マリンレジャーが盛んな海域となっております。台風の常襲地帯でもあり、自然災害への備えも重要となっております。この沖縄の美ら海をしっかり護り、海域を保全するのが那覇海上保安部の重要課題の一つと考えております。
那覇保安部が担当する沖縄西岸及び周辺海域を利用される方々に、安全・安心に利活用頂けるよう、安全で美しい沖縄の海を護るため、那覇海上保安部・巡視船うるま・巡視船おきなわ・巡視船りゅうきゅう・巡視船くだか・巡視船みずき・巡視艇げっとう・巡視艇でいご、名護海上保安署・巡視艇おきぐも・巡視艇なごづきの職員が一丸となって、一所懸命取り組んで参ります。
海上保安官の活動の場は専ら洋上のため、日頃皆様と接する機会は少ないですが、前述のとおり、通年昼夜を問わず不断の対応に取り組んでおりますことをご理解賜れればと考えております。
引き続き、関係機関等の皆様と緊密に連携・協力して参りたいと考えておりますので、那覇海上保安部及び名護海上保安署へのご支援ご協力を宜しくお願いいたします。
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