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黎明期の宮崎海上保安部(油津海上保安部当時)巡視船や油津港の様子を語るなつかしい写真
巡視船「やませみ」(PS129)
総トン数80トン 木造 乗員約20名
旧海軍「駆潜特務艇」を戦後巡視船に転用したもので、「クトク」と呼ばれました。
昭和26年油津に配属されましたが、昭和29年台風の来襲により大破覆没し、除籍されました。
写真は昭和26年頃
(坂木三喜也氏提供)
※ 写真をクリックすると拡大表示されます。
昭和29年9月台風13号の来襲を受けて油津港内で大破覆没した巡視船「やませみ」
乗員は全員無事でした。

(坂木三喜也氏提供)
巡視船「こしき」(PM16)
総トン数450トン 乗員約40名
昭和26年最新鋭巡視船として油津で就役、昭和54年の解役まで28年間宮崎の海を守りました。

写真は昭和27年頃
(谷口宏一氏提供)
油津港外に錨泊する「こしき」
前部マストには海上保安庁旗、後部マストには国旗がひるがえります。

(坂木三喜也氏提供)
油津港内に停泊する「こしき」
場所は旧漁協埠頭の「漁協油津製氷所」前岸壁
岸壁に巡視艇「あさなぎ」(CL129)も停泊中

荒天の海を進む「こしき」
大波に突っ込む船首
「こしき」は就役最初のパトロールで違反漁船を発見、逃走する漁船を追跡してこれを捕捉しました。
写真は逃走船に放水しながら追跡する「こしき」
2名の武装海上保安官が舷外に身を乗り出して飛び移ろうとしています。

(新田利夫氏提供)
射撃訓練を行う「こしき」
3インチ砲発射の瞬間

(谷口宏一氏提供)
油津港内を帆走する「チョロ船」
昭和30年前後ののどかな風景

(坂木三喜也氏提供)
日本漁船保護のため北九州門司港に集結した巡視船隊
「PM16」は油津からはるばる派遣された「こしき」
哨戒中、日本漁船を拿捕しようとする韓国警備艇に対し、「こしき」など巡視船は決死の覚悟で日本漁船との間に割り込みこれを阻止。この間韓国警備艇から銃撃を受けた巡視船も少なくありません。

(新田利夫氏提供)

東シナ海の怒涛を衝いて哨戒中の「こしき」

(谷口宏一氏提供)
「李承晩ライン」付近で、韓国警備艇に拿捕され連行される日本漁船と、これに接近する「こしき」

(谷口宏一氏提供)
「こしき」船尾から望む東シナ海の夕日
厳しい洋上の業務を物語るちぎれた旗


(新田利夫氏提供)
まさに沈没しようとする貨物船に救助のため接近する「こしき」

(谷口宏一氏提供)
救助艇を降下し、遭難船の救助に向かう「こしき」の海上保安官達

(谷口宏一氏提供)
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