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航路標識

航路標識とは

 航路標識は、船舶が安全かつ能率的に航行するうえで必要な情報を提供する、いわば「海の道しるべ」です。
 その「海の道しるべ」となる航路標識には、光を利用する光波標識と呼ばれるもの(灯台や灯浮標など)、電波を利用する電波標識と呼ばれるもの(無線方位信号所、AIS信号所など)、音を利用する音波標識(霧信号所)と呼ばれるもののほか、海の交通に必要な色々な情報を無線電話や電光板により知らせるもの(船舶通航信号所や潮流信号所)があります。
 ここでは、境港近郊の主な航路標識について説明します。


境港近郊の航路標識

美保関灯台

 島根半島東端にある大型灯台
 付近は眼前に雄大な日本海、秀峰大山、そして天気がよければ遠く隠岐ノ島も臨むことが出来る風光明媚な景勝地です。
 灯台の光は約43km先まで届き沖行く船の安全を守っている。
 美保関灯台は明治31年に建設され今もなお現役の灯台
 平成10年に点灯100周年を迎えた。
 歴史的・文化財的にも価値が高く世界の灯台100選・日本の灯台50選にも選ばれている。

境港防波堤灯台

 境港の場所・港口を示す標識
 その光は約15km先まで届き、境港の玄関口を示すシンボルとなっている。
 昭和6年に建設され、今も数多くの船を境港へ導き、送り出している。

亀島灯台

 安来港沖にある亀島の上に建っている灯台
 この灯台の電源には、太陽電池や風力発電といった自然エネルギーが使用されているため、地球環境に優しい灯台である。

境港境水道第二号灯浮標

 境水道沿いの海上にある標識で、船舶を決められた安全なコースに導くため海に浮いている標識
 この標識には船舶が灯浮標に衝突するとペンキを噴射するマーキング装置、灯浮標の火が消えた時などに境保安部に通報する消灯警報装置と呼ばれる装置が備わっている。

沖ノ御前島灯標

 地蔵碕の北東沖にある沖ノ御前島の上に建っている灯台で、付近を航行する船舶に対し、この島の位置を示し注意を促している。
 この沖ノ御前島は美保神社(島根県八束郡美保関町)のご神体となっているため灯台の隣に鳥居が奉られている。

美保関地ノ御前島照射灯

 美保関灯台と同じ敷地内に建てられており、地蔵碕沖にある地ノ御前島を照らして、付近を航行する船舶に対しこの島の存在を示し注意を促している。

境港指向灯

 狭水道である境水道において、この標識は船が危険な場所を避けて、まっすぐに進めるよう三色の光(白光は可航水路、緑光は左舷危険側、赤光は右舷危険側を示す)で船の走るところを知らせている。


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