第五管区海上保安本部 ニュース

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春告魚到来

大阪湾や播磨灘で春の風物詩となっている別名『春告魚』(はるつげうお)とも呼ばれる新子漁(新子とはイカナゴの稚魚)が去る2月23日、解禁となりました。今年は昨年より新子の成長が早く、解禁日が早くなったものの、不漁が予想されるなかでの操業となりましたが、当日は午前6時頃から約120統に及ぶイカナゴ漁船が明石海峡の漁場に向けて一斉に繰り出しました。新子漁は、2隻の網船と運搬船の3隻で編成(1統)され、2隻の網船が一対となって上層を回遊する新子を狙って約300メ-トルの漁網を曳く『機船船びき網漁』と呼ばれる漁法で、例年4月上旬を目途に日出から昼頃まで操業が行われます。漁網の末端にある袋網が一杯になると…

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最終更新日 » 2013年3月 4日 14:26


関係機関との合同震災訓練

高知海上保安部所属巡視船「とさ」は、平成25年2月17日、高知県香南市の旧香南市役所庁舎において、関係機関との合同震災訓練に参加しました。この訓練は、実践的なブリ-チング(壁・床・天井の穿こう技術)活動を行い、要救助者を救出する訓練で、今回は震災時における各機関の連携強化を目的として、陸上自衛隊第50普通科連隊、高知県警機動隊、香南市消防本部と合同で実施されました。巡視船「とさ」乗組員の内、国際緊急援助隊に登録されている2名を除き、ほとんどの者がエンジンカッタ-や削岩機等を取り扱った経験が無く、はじめて見る機材やコンクリ-トの壁を壊す訓練にとまどいながらも香南市消防本部救助隊員のアドバイスを受…

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最終更新日 » 2013年3月 4日 13:42


由良瀬戸(友ケ島水道)におけるAISバ-チャル航路標識の実用化実験について

第五管区海上保安本部では、由良瀬戸(友ケ島水道)付近における海上交通の安全性向上のため、船舶自動識別装置(AIS)の機能を活用したバ-チャル航路標識(仮想航路標識)の実用化実験を行います。本実験は、現在実施中の明石海峡に次ぐ2例目で、現在のところ全国でも当管区のみの試みです。1 実験の目的昨年4月17日より開始した明石海峡航路東側海域における実用化実験については、船舶運航者から有効であるとの評価を得るとともに、経路指定遵守率の改善状況を確認するため、年間を通した航跡の比較検証を実施しています。本実験は、明石海峡における実験結果を踏まえ、紀伊水道と大阪湾を結ぶ由良瀬戸において、船舶交通の整流化を…

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最終更新日 » 2013年2月28日 13:45



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