1.京浜港(横浜区及び川崎区)の概況 |
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横浜海上保安部が担当する京浜港(横浜区及び川崎区)は、政治・経済の中心地、かつ巨大消費地でもある首都圏にあり、広大な背後圏を有するとともに、京浜工業地帯をはじめとする臨海工業地帯をも有しております。また、数多くのマリーナもあり、マリンレジャーも盛んです。さらに、港の維持・発展のために各種港湾工事も至るところで行われております。
このため、京浜港では、京浜運河を始めとする狭い海域に年間約55,000隻にものぼる船舶が頻繁に出入りし、係留、荷役等が行われているため、事故発生の蓋然性が高く、また、一度事故が発生した場合には、船舶交通や荷役等の作業に多大な影響を与えるおそれが大きいのみならず、最悪の場合には、首都圏機能の麻痺をも想定しなければなりません。 |
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