海難防止
2.携帯電話などの連絡手段の確保
海上では、携帯電話などの連絡手段を確実に確保しましょう。 携帯電話やスマートフォンにはストラップなどをつけて、体から離れないようにするとともに、防水型又は防水パックを使用して、万が一の場合にも使用できる状況にしておきましょう。
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防水パックは縦型、2つ折り型の携帯電話 に対応しており、各メーカーからいろいろな種類の防水パックが発売されています。 |
海面に浮いている防水パック入りの携帯電話の状況 |
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救命胴衣、防水パックを使用している場合 |
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携帯電話利用時の注意事項について
【海ではなぜ携帯電話を持つのでしょう】
1 海水に浸かってしまうと通話不可能に・・・ 通常の携帯電話(防水機能なし)は、海中転落などで海水に浸かってしまうと通話不可能になってしまいます。 これでは、せっかく携帯電話を携行していても救助要請できませんので、防水パックを使用するか、防水機能のついた携帯電話を携行するようにしましょう。
また、防水機能付き携帯電話でも、日常生活でのシャワーや雨程度の水がかかる程度の水濡れを想定たものから、水中に落として数分放置しても大丈夫なタイプと、その機種によってそれぞれ防水性能が大きく異なりますので、まずは自分の携帯電話の防水性能を取扱説明書などで確かめ、日常生活での防水を想定しているようなタイプであれば、念のため防水パックを使用するのをお勧めします。 防水パックは釣具店などでも購入できます。
また、スマートフォンなど機器本体にストラップが付いてないものは、海中に落ちた際に体から離れてしまう可能性がありますので、ストラップ付きの防水パックが良いでしょう。
2 電池パックの性能が落ちてしまいます。 特に冬場の寒い時期は、電池パックの性能が落ちてしまいます。電池パックは常温での使用を想定しておりますので、気温がマイナス付近になると急にその性能が落ちてしまうと言われております。
釣りをする場合などは、いざという時のために、懐に入れて保温するなどしてできるだけ冷やさないで携行するようにしましょう。
3 釣り場に着いたらアンテナの数をチェック! 現在は通話可能な範囲が拡充していますが、たとえ通話圏内でも付近の建物や地形によて通話できない場所もあります。
目的地に着いたらまず、アンテナの数をチェックし、通話が可能な場所かどうか確認しましょう。
ちなみに、留萌管内では、岩尾地区から雄冬地区にかけての一部に携帯電話の不感地帯が存在すると言われてますので要注意です。
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