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ライフジャケットで助かった!!




◆漁網整理中にバランスを崩して・・・

  • 釧路沖合で漁を終え帰港中の漁船甲板上で漁網整理中に乗組員がバランスを崩し海中に転落する事故がありました。
    転落に気づいた他の乗組員が船長に連絡し、すぐに引き返して救助作業にかかったところ、ライフジャッケットの着用により水面に浮いていたため、早期に発見することができ、同船で海面から引き揚げ、無事救助されました。

    • 本人談
      私は40年位漁業をしています。漁に出掛けるときは必ずライフジャケットを付けています。
      海に落ちたのは今回が初めてですし、私は泳げないので、海に落ちた時はとても不安になりました。
      しかし、ライフジャケットのおかげで体が沈むことなく、船が戻って来てくれていることも確認することができたので、落ち着いて助けを待つことができました。
      ライフジャケットを着けていて本当に良かったです。

◆ゴムボートが転覆して・・・

  • 登別漁港沖合いで釣りをしていたゴムボートが磯波を受けて転覆し、ゴムボートに乗っていた2名が海中へ転落する事故が発生した。
    この状況を陸から見ていた釣り人から118番通報があり、救助に向かったが、この2名はライフジャケットを着ていたので浮くことができ、約200メートル離れた陸岸まで無事にたどり着き助かった。
    • 本人談
      私は、釣り歴30年位になります。
      海に関しての知識はある方だと思っていましたが、海を甘く見て、その地域の海の特徴(磯波)を把握していなかったということが事故の大きな原因だと思っています。
      しかし二人ともライフジャケットを身につけていましたので浮くことができ、泳いで岸にたどり着き、本当にライフジャケットのおかげで助かりました。

◆海中へ転落する際、足を骨折して・・・

  • 稚内沖合いで漁具を海中へ投入する際、乗組員1名が漁具に挟まれ、漁具と共に海中へ転落する事故が発生した。
    この乗組員は転落する際、足を骨折をしたため、泳げる状態ではなかったが、ライフジャケットを着ていたので、浮くことができ、同船で作業中の船長へ助けを求め無事救助された。
    • 本人談
      私は泳ぎにあまり自信がないので、漁に出る時は必ずライフジャケットを着用しています。
      いつも行っている作業中に、左足首付近が漁具に挟まり、そのまま海中に引きずりこまれました。
      漁具に挟まれた左足首が骨折してぶらぶら状態となったため、漁具が外れライフジャケットのおかげで海上に浮上出来ましたし、その後も、足首を骨折した状態(上下カッパ・長靴着用)では、ライフジャケットが無ければそのまま浮いていることなど到底無理なことでした。
      あらためてどのような状況でも体を浮かしてくれるライフジャケットの力に感謝しております。

◆転覆した船の下敷きに…

  • えりも沖合いで、操業中の漁船が大波を受け転覆し、乗組員2名が海に落ちる事故が発生した。
    当時の天候は、雨、北西の風6メートル、波の高さが3メートルの荒天で、海水温度7度という非常に厳しい状況であった。
    • 本人談
      突然の大波で船が転覆し、私の上に覆い被さりました。
      しかし、ライフジャケットを着ていたので、浮くことができ、落ち着いて、海上に顔を出すことが出来ました。
      私たちは、救助を待つ間、海の冷たさで、体の感覚がだんだん無くなり、もうダメかと思いましたが、ライフジャケットにより浮くことが出来たおかげで、転覆した船に掴まり離ればなれにならないようロープで互いの体を縛り励まし合って救助を待つことができました。
      船で沖に出る時には、ライフジャケットを手放せなくなりました。

◆転覆して妻が波で流されて…

  • 時化のため、操業を切り上げ帰港中の漁船が、羅臼沖合いで船内に海水が入り込み、バランスを崩し転覆、船長と船長の妻が海に投げ出された。
    当時は、風速20メートル、波の高さが3メートル、海水温度8度と過酷な状況下で、2人は、救助に来た仲間の漁船に助けられた。
    • 本人談
      当時は、かなり時化ていて、船内に水がどんどん入り、仲間の船に救助を求めて間もなく、船が転覆して海に投げ出されてしまいました。
      しかし、2人ともライフジャケットを付けていたため、浮くことができ、波で流されかけていた妻を転覆した船まで引き寄せ、救助を待ちました。
      時化の中、辺りは真っ暗で、寒さで体が震え、とても不安でしたが、ライフジャケットを着ているのだから、そう簡単には死なないと思えたので、大変心強かったです。
     

◆118番で助かった!

  • チキウ岬西約4キロの沖合いで、航行中のプレジャーボート(1名乗組み)がエンジンから白煙を上げ航行不能となった。
    ・午前10時49分
      同船船長から携帯電話で118番通報
    ・午前10字55分(通報から6分!
      付近をパトロール中の室蘭海上保安部所属巡視艇「ちよぎく」が現場に急行、同船のえい航救助を開始。
    ・正午頃
      室蘭港で仲間の船に引き渡し、救助完了しました。





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