〇気象・海象を調べよう!
・警報や注意報が発令されているときはもちろん、天候の悪化が予想される場合は中止しましょう。
・海上保安庁では、
海の安全情報で気象情報を提供しています。
・スマートフォンから利用できる
海の安全情報スマートフォン用サイトを利用すると便利です。
・
潮汐カレンダーを利用して、干潮時刻・満潮時刻のおおよその時間を覚えておきましょう。
・リアルタイムナウファス(全国港湾海洋波浪情報網)も便利です。
〇装備品の確認
・釣竿等の釣りの道具は必要ですが…もっと大事なもの!それは
ライフジャケットです。岸壁などでは着用している人は少ないですが、岸壁から海面までは高さがあり、海に落ちると這い上がることは難しいです。
ライフジャケットの着用は生死に直結しますので、どんな場所でも釣り中は
ライフジャケットを必ず着用しましょう。
・万が一の事故のために、
防水型携帯電話(防水パック入り)等の
連絡手段を用意しましょう。事件事故が起きたら
海上保安庁緊急ダイヤル118番へ通報しましょう。
・夜間、足元が暗くて海中転落する事故が発生しています。夜釣りの際は、ライト類は確実に準備しましょう。
〇周囲の状況には気を配ろう
・岸壁などでは、ロープや突起物につまづいて海中転落する事故が起きています。また、河口付近などでは、川の流れに足をとられ流される事故も発生しています。足元に十分注意しましょう
・天候が急変する場合もあります。波が高くなってきた場合など、危険ですので早急に釣りをやめて安全な場所に移動しましょう。
〇自分が落ちた!
・
ライフジャケットを着用していれば、まずは浮いていることができます。落ち着いて、持っている
防水型携帯電話(防水パック入り)で
118番に電話をしましょう。後は体力を消耗しないようにじっと待ちましょう。周りに人がいれば助けを求めましょう。
〇落ちた人を見た!
・付近の釣り人が海に落ちてしまったら。そのようなときは、近くに浮きそうな物があれば投げ入れてあげましょう。ペットボトルなどは、かなり有効な物です。中身が多少入っている方が目標に向けてコントロールがつけやすいです。クーラーボックスなども浮力があるので、つかまって浮いていることができます。