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青い海を守る青く美しい海を守る 海上保安庁では、海洋環境を保全するため、海上環境法令違反の監視・取締り、海洋環境の調査等に加え、国民の皆様への指導・啓発活動等を実施するなど、総合的な取組み行っています。 【いつものお約束】 大切な命は、自分で守りましょう。自己救命策、3つの基本は・・・
【海の豆知識】
船舶の衝突を防ぐ、海上交通のルールについて
今回は、船舶の衝突を防ぐ、海上交通のルールについてお話します。 車は日本では左側通行となっていますが、国により違いますよね。国際統一されたルールになっていません。 世界の海を行き来する船舶の航行には、国際的な共通のルールが決められております。 ・1つ目は「行き合い船」のルールです。 行き合い船とは、2隻の船が向かい合って近づく場合で、車の運転で言えば対向車のイメージです。この場合は、たがいに「右側」に進路をとり、十分な距離をおいて、すれ違うようにします。いわば、船は「右側」通行ということになります。 ・2つ目は、「横切り船」のルールです。 横切り船とは、2隻の船が互いの進路を横切る方向に進む場合で、車の運転でいえば交差点内の通行をイメージして下さい。この場合、そのままだと衝突してしまう恐れがありますから、相手船を右手に見る船舶が針路やスピードを調整します。もう一方の、相手船を左に見る船舶は、針路やスピードを保ったまま航行します。 ・3つ目は、「追い越し船」のルールです。 車の運転での先行車の追い越しをイメージして下さい。前方の船を追い越す場合は左右どちら側に針路を取ってもかまいません。前方の船舶の針路を妨げないのが、安全マナーです。追い越される側の船舶は、針路やスピードを保ったまま航行します。 ・4つ目は、船の状況による優先関係があります。 車でいうと、車道を走行する観光用の馬車や道路清掃車がいた場合をイメージして下さい。漁業に従事している漁船やヨットなどは、進路を急に変えることができない運転不自由の船ということで、優先されます。 |
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