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なるほど航路標識
〜6 光波標識の種類〜
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今回は、光波標識の種類についてご紹介します。 |
☆灯 台
岬や島の上に立っている灯台は、航路標識のうちで、一番よく知られています。
遠い海から陸地に近づく船のために立っている灯台は、なるべく遠くから見えるように塔を高くするか、高い場所に建てられていて、強い光を出しています。
しかし、岸近くを走っている船や港に出入りする船のために建てられた灯台は、光が遠くまで届く必要がないので小型です。 |
水ノ子島灯台(大分県豊後水道) |
横浜外防波堤南灯台(○)と北灯台(○) |
(灯台の色と形)
灯台の色は、山の緑色、崖の茶色、空の青色など背景の色の中でも灯台が目立つように、白く塗っているのが一般的です。雪がたくさん積もって灯台が見えなくなるような地域では、灯台を赤白、あるいは黒白の横じま模様に塗っているところもありま
す。港の防波堤に設置される灯台は、港の奥に向かって右側が赤、左側が白に統一されています。また、灯台の形は、どの方向から見ても同じ形に見えるように、円筒形、四角形、八角形、円すい形などで造られています。
(海上保安庁HPより) |
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☆灯 標
波の間に見え隠れする岩とか、浅い所に船が乗り揚げないように、暗礁や、浅瀬などの上に立っているのが灯標です。
↓ 灯標(浦安沖灯標、千葉県) |
☆灯浮標
船に暗礁や浅瀬のある所を示したり、決められた安全なコースに導くため、海に浮かべられた標識
です。水面に浮かんでいる標体と海底に置いた重りとをチェーンで繋いでいます。 |
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↑浦賀水道航路中央
第一号灯浮標(東京湾
口)安全水域標識で
す。 |
灯浮標の説明図 |
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☆照射灯
暗礁や防波堤の先などを強い光で照らして、船に危険な場所を知らせているのが照射灯です。 |
☆導灯
港や湾の入口などで、船が真っ直ぐに進まなければ危ない所に立っているのが導灯です。
船の進む見通し線に当たる陸上に低い塔と高い塔が一組になって立っているので、船は、この一組の塔か、光が上下に並んで見えるようにして進めば安全です。 |
☆指向灯
導灯と同じ役目をしていますが、塔は一つ
で、この塔から3色の光を出しています。
船から見て中央の安全なコースを白色で示
し、コースから右側にそれると赤い光、左側
にそれると緑の光が見えるようになっていま
す。 |
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↑恵美須港東防波堤南方照射灯
(長崎県壱岐) |
↑導灯の説明図 |
↑指向灯の説明図 |
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