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台風12号により被災した航路標識の災害復旧が完了

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台風12号により被災した航路標識の災害復旧が完了
 


昨年9月2日から3日にかけて四国を縦断した台風12号の高波により被害を受けた航路標識4箇所について,順次復旧に努め平成23年9月に灯浮標2箇所,平成24年5月に灯台1箇所,平成24年9月に日和佐港一文字堤東灯台の災害復旧工事が完了したことにより,1年をかけて全てを復旧しました。
昨年,各地に甚大な被害をもたらした台風12号の被害を受けた航路標識について,順次復旧に努め平成23年9月に椿泊浦中碆北灯浮標(つばきとまりうらなかばえきたとうふひょう)(徳島県)及び吉野川口灯浮標(徳島県),平成24年5月に那智勝浦鰹島灯台(和歌山県)の3箇所を復旧し,最後まで復旧が残っていた日和佐港一文字堤東灯台(徳島県)の復旧工事を平成24年9月に終え,約1年をかけて全ての航路標識を復旧しました。各標識の被害状況並びに復旧状況は次のとおりでした。

1 椿泊浦中碆北灯浮標

        

② 吉野川口灯浮標


③ 那智勝浦鰹島灯台

被害後の状況(コンクリート製の巡回路流出)⇒⇒復旧状況
④ 日和佐港一文字堤東灯台

被害前の様子⇒⇒⇒⇒⇒⇒被害後(灯台下部を残し倒壊)⇒⇒⇒⇒復旧した灯台

本工事は,ウミガメ産卵地として国の天然記念物の指定を受けた大浜海岸に近接していたため,ウミガメの産卵に影響を与えないよう美波町の海亀博物館等関係の方と協議のうえ,施工時期に配慮して実施した。また,灯台に取り付けてある灯台名称を記した銘板の文字は,地元の灯台に親しみをもってもらえるよう,日和佐小学校の6年生一同に書いてもらいました。


設置した銘板(日和佐小学校6年生一同による文字)




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