・右舷標識・・標識の位置が航路の右側(水源に向かって)の端であることを示す。形状は、頭標が赤色円すい形1個、標体赤色。写真の灯標では、光り方が群閃赤光 毎6秒に2閃光となっています。
・浮体式灯標・・船舶に岩礁や浅瀬、また、航路を示すために設置され、海上に設置された標識。円筒形の標体を直立させ海底の錘に連結したもの。灯浮標と比較し、海面での振れ回り、潮流、波浪による傾斜が少ないため高精度で位置を表示し、昼夜とも視認しやすい。
 写真の灯標では、光源にLEDを使用し、電力は太陽光発電によりまかなわれています。
 海上にある灯標・灯浮標は非常に小さい反射物で、船舶のレーダで鮮明に捕らえることは難しいため、標識の捕そくを容易にするためにレーダレフレクタという金属製の反射体が設けられています。

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