生命を救う
生命を救う
海難救助
海難などの発生に備え、24時間の当直体制をとるとともに、巡視船艇や航空機により、常に即応体制を整えています。
海難が発生した場合には、そのときの状況に応じて、近隣の警察・消防などの関係機関とともに、連携・協力しながら、迅速・的確な海難救助を実施するよう努めています。
特に、浸水や転覆、火災など緊急を要し、かつ高度な救助技術を必要とする海難や、高度な応急処置を要する傷病者に対しては、特殊救難隊や救難強化型巡視船などを派遣して、人命の早期救助にあたっています。
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沈没船救助(特殊救難隊・潜水士)
マリンレジャーの安全推進
マリンレジャーの普及に伴い、マリンレジャーの事故は後を絶たない状況にあります。これらの事故の原因は、初歩的な知識・技能の不足や、気象・海象の確認不足などの人為的なものが大半を占めています。そこで、現場における安全指導に加えて、全国各地で海難防止講習会などを開催し、マリンレジャー愛好者を含む国民一般の方々を対象に海難防止思想の普及・高揚を図っています。
このように海上保安庁では、広く一般の方々が海で遊び、海と親しみつつ、海から安全を学ぶ環境づくりを応援しています。
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転覆船救助の様子