マリンレジャー トピックス

- 第三管区海上保安本部  マリンレジャー安全推進室 -

 

¤ 2006年の記事一覧

マリンレジャー船海難救助訓練 (平成18年11月7日)

命を守るライフジャケット着用体験会を実施 (平成18年9月26日)

バナナボート等の注意事項について (平成18年8月11日)

相模川河口における転覆事故が多発しています。 (平成18年7月18日)

遊泳中の事故が多発!! (平成18年7月13日)

命を守るうき・ウキー体験会を実施 (平成18年6月16日)

ライフジャケット着用で無事生還 (平成18年5月2日)

ゴールデンウィークマリンレジャー安全推進旬間 (平成18年4月28日)

ライフジャケット着用推進モデルマリーナ (平成18年4月28日)

伊東マリンパトロールステーション (平成18年4月28日)

サーフィンを楽しまれる皆様へ (平成18年4月28日)

相模川河口でプレジャーボートの転覆海難が多発! (平成18年4月28日)

釣り愛好者のための安全情報ホームページ公開 (平成18年3月29日)

¤ マリンレジャー船海難救助訓練

平成18年11月7日

銚子海上保安部

 平成18年11月2日(木)、銚子海上保安部では、銚子マリーナ、銚子海洋研究所(イルカウォッチング)、銚子地区海の安全運動連絡会、関東小型船安全協会千葉外房支部と合同で「海難救助訓練」を実施し,近年増加傾向にあるマリンレジャー船海難事故防止、海難救助の技能向上及び海難防止思想の普及を図りました。
 参加されました皆さんは、万一の場合を想定しての訓練であったことから、真剣な表情で訓練に臨まれておりました。
マリンレジャー船海難救助訓練

¤ 命を守るライフジャケット着用体験会を実施

平成18年9月26日

第三管区海上保安本部

 10・11月の本格的な釣りシーズンを前に、釣りジャーナリストを対象としたライフジャケット着用体験会を実施しました。
 釣りジャーナリストが自ら体感したライフジャケット着用の有効性を釣り新聞・釣り専門誌などに掲載していただき、愛好者の皆様にメディアをとおしての安全意識の向上をはたらきかけております。
ライフジャケット着用体験会
ライフジャケット着用体験会

¤ バナナボート等の注意事項について

平成18年8月11日

第三管区海上保安本部

 近年、モーターボートや水上オートバイにより、動力もたないバナナボート等の浮体を曳航する形のマリンレジャーが増加しており、これに伴う海難が発生しております。
 バナナボート等によるマリンレジャーを楽しむ際には、次の点に十分留意し事故の防止に努めてください。
  1. バナナボート等は転落の可能性が高く、水面等に身体をぶつけ負傷したり、溺れたりする事故が発生しております。ライフジャケットの常時着用に加え、ヘッドギア等を着用するなど十分な安全措置をとってください。
  2. モーターボートや水上オートバイの操船者は、自船が曳航しているバナナボート等の動きを把握し、防波堤や他船との衝突に十分留意するとともに、安全な遊走海域を選定し海象に応じた適切な操船とともに搭乗者の技量や体力に応じた操船を心掛けてください。

¤ 相模川河口における転覆事故が多発しています。

平成18年7月18日

湘南海上保安署

〜プレジャーボートを操船される方へ〜
平成17年に発生した相模川河口転覆事故の実際の画像です。
 平成17年に発生した相模川河口転覆事故の実際の画像です。
海上保安庁
湘南海上保安署:神奈川県藤沢市江の島1−12−2
電話 0466−22−4999
下記は、平成16年8月から平成17年7月までの間に発生した転覆事故の発生場所です。
平成16年8月から平成17年7月までの間に発生した転覆事故の発生場所
転覆事故の発生状況
 転覆の原因として、
  • 無理な航行(三角波の立つ河口部への進入)
  • 不適切な操船(結果としてブローチングに陥り転覆)
が考えられます。  天候が急変したり、相模川河口部で三角波が立つ場合は無理せずに、相模川河口部に近い平塚漁港(新港)へ避泊する等、安全を優先した判断を行うように心掛けてください。
平塚漁港フィッシャリーナ利用案内図

¤ 遊泳中の事故が多発!!

平成18年7月13日

湘南海上保安署

 平成18年7月13日、午前11時30分頃、平塚市千石河岸地先の海岸で浮き輪につかまり遊泳していた高校生3名が高波にさらわれ、漂流しているのを付近でサーフィンをしていたサーファー5名が発見し、救助しました。救助された高校生のうち1名は、救急車により病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっております。
 同海岸付近は遊泳禁止となっているところであり、昨年、同海岸付近で遊泳者2名の死亡事故が発生しております。
 本日は、南の風、風速約3m/sでありますが、台風の影響で南よりのうねりが約3mと高い波が発生しており、遊泳禁止区域での遊泳は高波や、離岸流などの潮の流れに十分注意する必要があります。
 湘南海上保安署では、若年層に対するマリンレジャーに伴う事故防止のため、各市の小中学校において自己救命策の確保や海岸沿いでの危険な流れ「離岸流」の説明などを行っております。
平塚市千石河岸地先の海岸付近の地図

¤ 命を守るうき・ウキー体験会を実施

平成18年6月16日

第三管区海上保安本部

〜 遊泳者の死亡・行方不明者の減少を目指して 〜
 遊泳者の事故では、「ライフジャケット」を着用していないことが通常であることから、事故防止対策が難しいのが現状です。海上で事故にあった場合には、まず「浮いている」ことが最も大切で、過去の海上での事故においても、「浮く」ことが生存の鍵となっています。
 今回、マリンレジャーの盛んになる海水浴シーズンを前に、横浜市立本町小学校6年生を対象に「命を守るうき・ウキー体験会」を実施しました。参加していただいた児童には、このイベントを通じ、着衣時に体力を消耗することなく水に浮くコツやペットボトルの有効性を理解・体験してもらいました。万一、海上で事故にあった場合にあわてることなく、落ち着いた対応ができるようになっていただけたものと思っております。
命を守るうき・ウキー体験会の様子
命を守るうき・ウキー体験会の様子

¤ ライフジャケット着用で無事生還

平成18年5月2日

清水海上保安部

〜 水上オートバイの男性が約12時間海上を漂流 〜
 ライフジャケットを着用していて一命を取り留めた事例を紹介します。
 4月30日夕方、水上オートバイにて仲間のモーターボートと遊走中、海中転落し行方不明となったAさん(31歳、男性)が、約12時間海上を漂流した後、5月1日早朝、海岸に泳ぎ着きました。この方はライフジャケットとウエットスーツを着用しており、疲労していたものの、命に別状はなく海岸に泳ぎ着いた後、自ら救助を求めてきました。
 清水海上保安部では巡視船艇・航空機を出動させ捜索を実施していましたが、118番通報があったのが事故発生から約4時間30分後であったこと、捜索が夜間となったこと、風速10m/秒以上の風が連吹し海上は大時化であったことから、捜索は困難を極めていました。
 今回Aさんが助かった大きな要因の一つは、ライフジャケットを着用していたことであると考えられます。なお、海上保安庁への通報が遅かった要因として、遭難者が防水パックに入れた携帯電話を携行していなかったことがあげられます。
今回の事例を教訓として、以下の三点を励行してください。
  1. ライフジャケットの常時着用
  2. 連絡手段の確保(防水パック入りの携帯電話の携行など)
  3. 海の緊急電話「118番」の有効利用
 >> 清水海上保安部ホームページへのリンク

¤ ゴールデンウィークマリンレジャー安全推進旬間

平成18年4月28日

第三管区海上保安本部

 第三管区海上保安本部ではマリンレジャー活動が活発になるゴールデンウィーク期間中マリンレジャー事故の減少を図るため、「マリンレジャー安全推進旬間」を設定し、マリンレジャーに係る安全推進活動を実施します。
  • 期間 : 平成18年4月28日(金)〜5月7日(日)までの10日間
  • メインテーマ :「海で安全に楽しく遊ぶために 〜大切な命を自分で守る〜」
  • 一斉集中安全指導・取締日 :平成18年5月3日(水)
 管内の巡視船艇、航空機のほとんどを使用して、プレジャーボート等の乗船者及び釣りの愛好者に対して、直接、安全指導及び取締りを行います。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

¤ ライフジャケット着用推進モデルマリーナ

平成18年4月28日

茨城海上保安部

 茨城海上保安部では、マリンレジャー活動に伴う死者・行方不明者の減少を目標にマリンレジャー愛好者に対しライフジャケットの常時着用など自己救命策の普及に取り組んでいるところです。しかしながら茨城海上保安部管内において4月9日4名乗りプレジャーボートが転覆し、女性1名が死亡した他、ライフジャケット未着用の男性が行方不明となる痛ましい事故が発生してしまいました。このような中、引き続きライフジャケットの常時着用による自己救命策の確保を推進するため、平成18年4月27日(木)ライフジャケットの常時着用に協力して頂ける茨城県大洗町所在の「大洗マリーナ」「ライフジャケット着用推進モデルマリーナ」に指定しました。
自己救命策三つの基本
  1. ライフジャケットの常時着用  ⇒浮力の確保
  2. 連絡手段の確保(防水パックに入れた携帯電話) ⇒速やかな救助要請
  3. 海上保安庁への緊急通報用電話番号「118番」の有効活用 ⇒「海のもしもは118番」
 >> 管内ライフジャケット着用推進モデルマリーナ等(PDF)

¤ イベント

平成18年4月28日

伊東マリンパトロールステーション

 「熱海ふれあい産業祭り」において海上保安庁のブースを設置します。当日はマリンレジャー等のご相談も受け付けますので、是非お越しください。
  • 日時:平成18年5月3日〜4日 午前10時〜午後4時
  • 場所:熱海親水公園

¤ サーフィン

平成18年4月28日

銚子海上保安部

 サーフィンを楽しまれる皆様へ
 事故防止のために以下のことに注意してください
  • 風や波、流れの強い日の無理なサーフィンは止めましょう。
  • 単独行動は避け、自分や仲間の位置を常に確認しましょう。
  • サーフボードの流れ止めコードは必ず着けましょう
  • 流されていると思ったら、早めに周囲の人に助けを求めましょう
  • 流されたらサーフボードを離さず、救助を待ちましょう。
  • 身体保護や流された時の防寒のため、ウエットスーツは必ず着用しましょう。
  • 防波堤や離岸堤付近では、沖合いに流される漂流事故が多発しているので、近づかないようにしましょう。
 >> 外房でサーフィンを楽しまれる皆様へ (PDF)

¤ プレジャーボート

平成18年4月28日

湘南海上保安署

  相模川河口ではプレジャーボートの転覆海難が多発しています。相模川へ入域の際に波が高くなったら、ためらうことなく平塚新港に避難してください。
 >> 相模川河口海難防止リーフレット

¤ 釣り愛好者のための安全情報ホームページ公開

平成18年3月29日

第三管区海上保安本部

 第三管区海上保安本部では、釣り愛好者を対象とした安全情報を提供するホームページを作成し、今般、公開しましたのでお知らせします。
 >> 釣りの落とし穴マップ
1.釣り愛好者のための落とし穴マップ
 地理的な特性に起因した事故が発生している場所絵御中「釣りの落とし穴」として紹介するサイトで、釣りスポット、目当て魚種のいずれからも検索ができます。
また、地域別の気象・潮汐の確認ができます。>> 釣りの落とし穴マップ
2.ミニボート安全情報
 免許不要、船舶検査不要で、舟釣り愛好者の間で人気上昇中のミニボートについて、性能及び運航上の注意点を紹介するサイトで、ミニボートの利用時のチェックリストのダウンロードができます。>> ミニボートを安全に楽しむ
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