航海の安全や防災のため必要な海洋の科学的調査を行い、これらの情報を提供しています。
(1)水路測量
船舶の安全な航行に必要な海図に最新の状況を反映させるため、水深や海底、海岸線などを詳しく調査する水路測量を行っています。
測量機器による海岸線の調査
(2)海洋情報の活用
海底地形や海流などの自然情報や漁業権区域等の情報を一元的に管理し、インターネットでビジュアル的に重ね合わせて閲覧出来る「海洋台帳」を運用して、ユーザーの利用しやすい形で情報提供しています。
海洋台帳ホームページ
(3)海氷情報の提供
北海道周辺海域の海氷による海難防止等を目的として、冬季に「海氷情報センター」を設置し、一般船舶等へ「海氷速報」などの海氷情報を提供しています。この海氷情報を提供するためには、海氷の分布と動向の把握が重要であるため、海上保安庁航空機、砕氷型巡視船及び搭載ヘリコプターによる海氷観測を実施しています。
インターネットによる海氷速報のページ