船で料理を作ってみませんか?
海上保安庁の船で料理を作ってみたい!
海上保安官になるにはどうすればいいの?
そんな疑問に一問一答形式でお答えいたします!
Q.海上保安庁の船で料理を作っている人はどういう人なの?
A.主計科と呼ばれる職員です。
巡視船(海上保安庁の船)では、船を操船する航海科や船の機関部を担当する機関科などのほかに、「主計科」という科があります。
主計科は巡視船で食事を作ったり、総務や物品管理、衛生管理などの仕事を行っています。
もちろん、事件事故があれば警備業務や救難業務の最前線に立つこともあります。
Q.主計科の海上保安官になるにはどうすればいいの?
A.海上保安学校へ入学しましょう。
海上保安庁では4月期入学と10月期入学の年2回採用試験があり、そのどちらでも主計科の海上保安官になることができます。
他の科にあっては4月期入学のみの場合もありますので、
海上保安官採用HPをご確認ください。
Q.海上保安学校の主計科はどんな勉強をするの?
A.メイン業務である調理実習をはじめ、栄養学や食品学、船舶衛生などを学びます。
主計科としての勉強のほかにも、海上保安官として法律や救難防災、海上環境、犯罪捜査などの勉強や、体力錬成、遠泳、制圧などの訓練を実施します。
Q.海上保安官になるには資格とか必要なの?
A.海上保安学校の受験資格さえあれば特段必要ありません。
海上保安官として必要な「一級小型船舶操縦免許」や「第一級海上特殊無線技士」などは海上保安学校在学時に取得することになります。
主計科の職員であれば海上保安学校卒業後必要な乗船履歴を満たすことで「船舶料理士」の資格を得ることができます。
過酷な業務をこなし荒波と戦う海上保安官にとって、毎日の食事は日々の生きがいです。
そんな食事を作りながら人々を助ける海上保安官を目指してみませんか?
だいせつ船内での調理の様子
巡視船だいせつほたて船飯レシピはこちらから↓